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ようやく発売されたOrbicの格安スマホ「FUN+ 4G」はサブ端末向き

2023年09月18日 12時00分更新

◆操作感はまずまず。電池持ちは良好

 OSはAndroid 12。プロセッサーはSnapdragon 680(2.4GHz×4コア+1.8GHz×4コア)で、メモリーは4GB、ストレージは64GBという構成。サクサクとまでは言えませんが、基本アプリの操作には支障がない動作性で、ウェブ、メール、SNS、動画視聴などはスムーズにできました。

 ただし、メモリは4GBと少なめなので、マルチタスク操作には向かない印象。立ち上げるアプリが多くなるほど、動きは鈍くなりがち。アプリの履歴画面を開いて、使わないアプリを終了といった作業が必要になることもありました。ゲーム時にタッチレスポンスが遅く感じることもありました。素早いタッチ操作が求められるゲームも向かないでしょう。

Orbic

「Geekbench 6」というアプリでベンチマークを測定した結果。Snapdragonの6シリーズなので、ミッドレンジと言えるが、5G向けのSnapdragon 695の搭載モデルに比べると、パフォーマンスは劣る

 バッテリー容量は4000mAhで、連続待受は最長240時間、連続通話は最長14時間とのこと。標準的な容量ですが、スペックが低めで、そもそも負荷が高い使い方をしないこともあり、電池持ちは良い印象。筆者が使ってみた範囲では、多少ヘビーに使っても2日は持つようでした。

Orbic

バッテリー周りの機能は必要最低限という印象

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