週刊つぶやき流行語総研

第89回

2023年8月23日～29日にTwitter／Xで注目された「PC・スマホ・ネット」ワードをチェック

突然Microsoft 365がポストされまくった意外だけど納得の理由

いきなりランクインの新ワード「RWC」ってなんだ？

　6位は「ABEMA」。ABEMAの恋愛バラエティー番組『シャッフルアイランド』がFire TV Stickを賞品とするプレゼントキャンペーンを展開。1391リポストと拡散。そのほか、8月28日にスマホゲーム『呪術廻戦ファントムパレード』公式生放送「呪術廻戦 ファンパレ」がABEMAで配信され、ゲーム公式の投稿が拡散されているようです。

『#呪術廻戦ファンパレ公式放送』ご覧いただき、ありがとうございました！

見逃した方は下記からご覧いただけます！
✔️『#ファンパレ』公式YouTubehttps://t.co/oFwmE7XZDU
✔️「ABEMAアニメチャンネル2」https://t.co/LwFmm7Yf6R#呪術廻戦ファントムパレード#呪術廻戦pic.twitter.com/BQFykDGJBS

— 『呪術廻戦 ファントムパレード（ファンパレ） 』公式 【事前登録受付中】 (@jujutsuphanpara) August 28, 2023

^{おすすめの関連記事
総務省も注意勧告、期限迫る「マイナポイント」に潜むフィッシング詐欺}

　7位は「小説家になろう」。カクヨムと同じく、トベ・イツキによる投稿作品『学園戦記三国志』のポストが、1219リポストと拡散されています。このように、なろうとカクヨムの両方に投稿しているユーザーは非常に多く、競合サービスながら同じポストに含まれるパターンが多いようです。

NHK 総合 08/28 00:00 異世界ＳＰ　アニメ　転生したらスライムだった件～秘話・異世界誕生のキセキ 📱NHKプラスで配信予定💻 #nhkgtv#今夜はとことん異世界スペシャルhttps://t.co/t4fzgJp63N

— NHK総合 (@NHK_GTV) August 27, 2023

　8位は「少年ジャンプ＋」。人気ゲームシリーズ『ファイアーエムブレム』公式が、「最強ジャンプ」および「少年ジャンプ＋」で連載中の『ファイアーエムブレム エンゲージ』コミックス第1巻の発売告知を投稿。4150件のいいねを獲得。

月刊誌「最強ジャンプ」及び、マンガ誌アプリ「少年ジャンプ＋」にて連載中の『ファイアーエムブレム エンゲージ』コミックス第1巻は9/4(月)発売です。全国の書店や各種サイトでの予約も始まっています。#FEエンゲージpic.twitter.com/XfDttSrnuJ

— 『ファイアーエムブレム』総合 (@FireEmblemJP) August 24, 2023

　9位は「RWC」。アサヒビール公式がラグビーワールドカップ2023開催を記念して、スーパードライが当たるプレゼントキャンペーンを展開。1.5万リポストと大きく拡散されています。

＼\いよいよ #RWC2023 開幕/／

世界最高峰の戦いを迎える #ラグビー日本代表 を応援🔥
フォロー&RTでスーパードライが当たる🍺

引用RTで応援メッセージをつけて投稿すると当選確率3倍！@rugby_superdry をフォロー​/この投稿をRTで応募
締切：9/7 10:00​#ラグビー観るならスーパードライ

— ラグビー観るならスーパードライ/ アサヒビール公式 (@rugby_superdry) August 25, 2023

　10位は「ChatGPT」。インフルエンサーのよんてんごPが、自身の投稿にリプライしてきたチャットAIと思われるアカウントに対し、回答が「お好み焼き」となるような英語の質問を投げたところ、謎のイギリス料理が返ってきたという投稿が3701リポストとバズっています。

コレごめん相手を誰何しようとした、というよりは
明らかに返答がChatGPTというかAIめいてたので

「お、絶対こんなんAIやろコレ」
「よっしゃ無料でAI使えるやん‼🙌」
「ではちょっと、小手調べ…😋」

くらいの感覚やったんや🤔

(´・ω・`)残念ながら謎のイギリス料理が返ってきたけど https://t.co/rpYDqMFRXa

— よんてんごP (@yontengoP) August 23, 2023

キャンペーンの文言に入ってるだけでランクイン!?

　Xがプライバシーポリシーを改訂しました。ユーザーの公開データを「機械学習または人工知能のトレーニングに使用することがある」とのこと。もともとXはユーザー情報を収集していましたので、今回の改訂によってユーザー情報の使い道が1つ増えた、というわけですね。

　さて、今回の注目は何と言っても4位「Microsoft 365」。新バージョンや機能追加があったわけでもないのになぜ？　と驚いた方も多いのでは。

　その理由は前述の通り、プレゼントキャンペーンの告知ポストにMicrosoft 365という文言が含まれていたから。賞品が大画面ノートPCだったこともあり、大きな反響となった模様です。フォロー＆RTキャンペーンの凄まじさを再認識させるランクインと言えるでしょう。

たまに役立つセキュリティ豆知識

Ｑ：「CAPTCHA（キャプチャ）認証」ってなに？

Ａ：ユーザー登録やユーザー認証が必要なWebサイトにおいて、その操作を実施しているのがボット（コンピューターによる自動操作）ではなく、本当に人間が操作しているかどうかを確認するための仕組み。

　表示された複数の画像のなかから指定されたものだけを選択したり、変型した文字を読み取って正しく入力したりと、人間には容易でもボットにとっては苦手な操作が求められる。

　この人間かボットかを判別する手法は、アラン・チューリング氏が提唱した「チューリングテスト」に基づいている。最近はAIの進化が著しくCAPTCHA認証を突破する例も確認されている。そのため、アルゴリズムを工夫したり行動分析を用いたりして認証の強化が図られることも多い。

^{※ご紹介しているデータは、角川アスキー総合研究所が提供中の「Twitter解析サービス」を基にした内容です。本サービスでは、Twitter社と公式に契約して取得したエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、独自の辞書データベースを活用して、高い精度で目的のツイートを抽出・分析することが可能です。当社とNTTデータ、東京大学喜連川研究室による独自の解析システムを用いて、ポジティブ・ネガティブの判定、性別や年代の推計もご提供できます。ご興味・ご関心をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。
メールはこちらへ}

■関連サイト

• ついラン