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IDEACTIVE JAPAN PROJECT「ひらめきアイデアコンテスト」最終審査会の結果発表

2023年08月17日 13時00分更新

 ビジネスアイデア&ハッカソンコンテスト「IDEACTIVE JAPAN PROJECT」による第1回「ひらめきアイデアコンテスト」の最終審査会が6月24日に開催された。

 IDEACTIVE JAPAN PROJECTは、日本マイクロソフト、ソフトバンク、Facebook Japan、VISITS Technologies、IoTビジネス共創ラボの4社1団体が共同で発足したプロジェクト。「SPACE」「SDGs」「エンターテインメント」「XR  (メタバース) 」「IoT」「AI」の6つのカテゴリーを対象に2022年9月からビジネスアイデアを募集。1次審査と2次審査を通過した19のチームが、各カテゴリーの専門家をメンターに迎えてブラッシュアップを重ね、最終審査に挑んだ。

 当日は会場となる博報堂プロダクツ豊洲の「TOYOSTREAM」で1500名以上の観客が見守る中で熱いピッチが繰り広げられ、YouTubeのライブ配信なども実施。今回、最終審査に臨んだ最年少は小学4年生で、インターネット犯罪などから高齢者や子どもを守る「AIコンシェルジュと私」という、ChatGPTを利用したアイデアを披露。

AIカテゴリー AIコンシェルジュと私
インターネット犯罪などから高齢者や子どもを守る

 ひらめきアイデアコンテストの第1回の最優秀賞に輝いたのは、SDGsカテゴリーから「子どものおこづかいをなくす!」と、家庭内起業キットのアイデアを発表した「悟空のきもち THE LABO」。起業体験ほか農業体験や食育、節約など多彩な学びを体験できる。

SDGsカテゴリー 悟空のきもち THE LABO
子どもが栽培した野菜を親や祖父母などに販売し、売上をおこづかいに代わる収入源とする

 授与式にはプレゼンターとして、スペシャルアンバサダーのピコ太郎さんも登場。

 また、各カテゴリーから1チームずつ優秀賞も選出され、記念の盾と副賞が贈呈された。

SPACEカテゴリー 優秀賞:GAIA
「地球観測衛星データ✖️音楽✖️AIアイドル」

IoTカテゴリー 優秀賞:ドローンの働き方改革
ドローン輸送を推進、デリバリーの新しい仕組みを構築

XRカテゴリー 優秀賞:xCura
痛い怖い治療をエンターテインメントへ。セラピアVR

エンターテインメントカテゴリー 優秀賞:Greip
MRで表現を解き放つ。日本の伝統芸術の鑑賞体験を次のステージへ

AIカテゴリー 優秀賞:遊びコンシェルジュ
楽しく遊ぼう、気軽に決めよう。親子の時間

 この他6チームに企業賞が授与され、最新のPCや企業の提供するスキル研修参加権、5G環境の提供やファイナンスアドバイスなど豪華な副賞が贈呈された。IDEACTIVE JAPAN PROJECTでは、社会実装に向けた次のステップとして事業アイデアのプロトタイプをアクティベートし、今回の取り組みから生まれた数々のアイデアをビジネスへ成長させるため今後もさまざまな取り組みを展開する仕組みを検討するとしている。

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