Core i5-13400、RTX 4060 Ti搭載の「PG-KS46Ti」をレビュー
インテリア化するゲーミングPCの新時代、STORM「鏡界」が切り開く!
ゲーミングPCと言われると、どのような見た目を想像するだろうか。ひと昔前ならば、LEDがギラギラと輝く一目で“ゲーミング”とわかるような製品が主流となっていた。
しかし、ゲーミングPCが普及することで購入層が多様化し、従来とは異なるタイプの見た目を求める人も増えてきた。これまでの攻撃的なデザインから、リビングや書斎にマッチするようなデザインが求められることが増えたのである。
PCケースのトレンドも、現在はブラックカラーからホワイトカラーに移り変わっていると言えるだろう。これに伴って、BTO PCで採用されるケースも白いモデルが増えている。今年で創業25周年を迎えるBTO PCメーカーのSTORMも、現在は白いモデルを中心に販売するようになっている。
そんな同社から、昨今のトレンドを象徴するデザインの「鏡界 PG-Kシリーズ」が登場した。今回は、本シリーズの「PG-KS46Ti」をお借りしたので、レビューしていきたい。
270度ガラス張り!白がまぶしい構成
“鏡界”という一風変わった名称の本シリーズは、そのPCケースが特徴だ。ホワイトのベースカラーに、フロントとサイドがガラスパネルとなったデザイン性の高いケースとなっている。
ケースはフロントとサイドの間に支柱がない、いわゆるピラーレスタイプ。こうしたPCケースは、コンピューター関連機器の総合展示会「COMPUTEX TAIPEI 2023」で今年の展示としても多く見られたタイプであり、トレンドを押さえたものとなっている。
サイズはMicro-ATXなので、ゲーミングPCとしては比較的小さめの部類に入る。このPCのデザインは、卓上に設置することを視野に入れた“インテリア”としてのものなのだ。
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