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Core i5-13400、RTX 4060 Ti搭載の「PG-KS46Ti」をレビュー

インテリア化するゲーミングPCの新時代、STORM「鏡界」が切り開く!

2023年08月19日 10時00分更新

オリジナルCPUクーラーと
オプションの回転台で個性を演出

 そして、もう1つ大きな特徴となるのが、独自の簡易水冷CPUクーラーだ。同社のオリジナルCPUクーラーというと、以前ASCII.jpでも1度紹介しているが、今回の鏡界 PG-Kシリーズで搭載されるのは、さらにバージョンアップした新モデルとなっている。

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最新のオリジナルCPUクーラー。ケースに合わせて色は白に

 この新バージョンのCPUクーラーは、5月に同社の工場を取材した時に試作品を目にすることができたが、今回搭載されているのが製品版となる。

 新しいCPUクーラーは、240mmのラジエーターを採用したモデルだが、最大の特徴はなによりそのポンプヘッドに搭載された液晶だ。この液晶部分は、PCに標準インストールされている専用アプリで表示内容やデザインをカスタムできるのが面白い。

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専用アプリの画面。「テーマの選択」からプリセットを選べる。輝度調整をしたり、自分好みの画像に差し替えたりも可能

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情報表示をする際の細かい設定もできる

 このCPUクーラーは、CPUやGPUなどの温度や使用率などを表示できる。一般的にはこうした情報の表示には専用のソフトウェアやハードウェアが必要となるのだが、このクーラーなら特別な知識が無くてもシステムの状態をある程度確認できるという利点がある。

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CPUクーラーの画面に、ネットワーク速度や音量などが表示されている

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その他にも、様々なデザインと表示情報の組み合わせがある

 この通り、デザイン的なポイントが多い鏡界 PG-Kシリーズなのだが、さらにそれを際立たせるのがオプションの存在だ。本シリーズには、無料で120mmの回転台が付属する、という面白い特徴がある。

 この回転台、PCケースフロント側のスペースにちょうどすっぽりハマるサイズになっており、ここにフィギュアなどを置いて飾れば自分だけのPCの出来上がりというわけだ。

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回転台はケースのフロント部分にピッタリ。もちろん外に出しても使える。なお、電源はUSB Type-Aでつなぐ必要があるので、中に置く場合はやや配線が面倒になる。ここでは底面の穴からマザーボードのリアインターフェースに通した

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サイドファンがLED付きで、いい感じに置いたものをライトアップしてくれるのも面白い

 ここまでの要素を見てみれば、従来のゲーミングPCとしてのデザインとはやはり趣が異なるというのがわかるだろう。では、そのパフォーマンスはいかほどのものか。

 同シリーズの中でもインテル Core i5-13400、GeForce RTX 4060 Ti(8GB)を搭載したPG-KS46Tiの実力を、各種ベンチマークで検証してみよう。

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