ギリギリを攻めたポイント
妥協のないスペックをということで、CPUにはゲームだけなくプレイ動画の配信、動画編集なども不安なくこなせる16コア/24スレッドのCore i7-13700Fを組み合わせた。
そして最も重要なCPUクーラーには、JONSBO「HX6200D-BK」を選んでいる。6本のヒートパイプや120mmファンで、全高を63mmに抑えながら、TDP 200Wまでの対応が謳われている。
そしてビデオカードにはWQHD&4K解像度でのゲームプレイを実現できるGeForce RTX 4070 Tiを搭載したASUS「ProArt GeForce RTX 4070 Ti OC edition 12GB GDDR6X」を組み合わせている。当然「Ridge PCIe 4.0」に収まるサイズなうえ、幅はケース標準搭載の140mmファンそのままに取り付けできる50mm(2.5スロット厚)になっているのが、こだわりのポイントという。
マザーボードもASUSで統一
マザーボードは、ビデオカードと合わせてASUSを選んでいる。多機能化しているマザーボードメーカーのユーティリーソフトウェアだが、管理が大変にならないように、同一メーカーでそろえるようにしているという。
本レシピは、ライティングパーツを含んでいないが、LEDギミック満載のレシピでは、基本メーカー独自制御のものを組み合わせる際は、独自制御で統一して、マザーボード制御系のパーツは混在させないといった気配りをしているとのこと。
このあたりの一式構成時のアドバイスは、スタッフ個人の知識だけなく、数多くのフルカスタマイズPCを提案、組んできているショップならではだ。
そのほか、鉄板PCIe4.0×4 NVMe M.2 SSDのSamsung「980 PRO 2TB」に、DDR5-6000駆動のメモリー、容量850Wで12VHPWRケーブル付属のSFX-L電源ユニットのCORSAIR「SF850L」を組み合わせている。
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