マネーフォワードは8月3日、武蔵野銀行に、中小企業向けの資金管理サービス「Mikatano 資金管理」、請求書管理サービス「Mikatano インボイス管理」、DX支援サービス「Mikatano ワークス」を導入し、武蔵野銀行の顧客である中小企業向けに提供することを発表した。
いずれのサービスも、金融機関を通じて、金融機関の顧客にマネーフォワードが提供する。武蔵野銀行とマネーフォワードは、Mikatanoシリーズの提供を通じて、地域経済の発展を担う中小企業のデジタル化・DXに貢献していくという。
Mikatano 資金管理では、顧客が口座の残高や入出金明細を管理画面上で管理できるほか、日々管理している複数の金融機関の口座情報の取得が可能になる。そのため、記帳をする手間なく最新の情報を得られる。また、金融機関は、顧客の資金繰りをリアルタイムで把握できるため、融資などの経営改善に役立つサポートが可能になる。武蔵野銀行では、「武蔵野銀行 Mikatano 資金管理」の名称で提供する。
Mikatano インボイス管理は、顧客が発行・受領した紙の請求書のスキャンデータを本サービス上にアップロードするだけで、請求金額や支払期限など請求書に記載されている内容がAI-OCRにより自動でデータ化されるため、手入力での転記の負荷が少なく請求書を簡単にデータ化でき、一元管理が可能になる。2023年中を目途に改正電子帳簿保存法への対応する予定としている。武蔵野銀行では、「武蔵野銀行 Mikatano インボイス管理」の名称で提供する。
Mikatano ワークスは、社内連絡、ワークフロー、勤怠管理などのグループウェアをはじめとした日常業務に活用できるデジタルサービスが、簡単かつ直感的なUI/UXで搭載されている。IT担当者の不在などでDXが進んでいない企業でも簡単に安価で利用できることが特徴で、業務のデジタル化の第一歩を進められるという。武蔵野銀行では、「武蔵野銀行 Mikatano ワークス」の名称で提供する。
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