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最速SoCのハイエンドタブ「Galaxy Tab S9」、回転ベゼル復活の「Galaxy Watch6」が登場!

2023年07月26日 22時30分更新

 7月26日の「Galaxy Unpacked 2023」では、タブレットとスマートウォッチの新製品も発表。Galaxy Tab S9シリーズは3モデル、Galaxy Watch6シリーズは2モデルが登場する。

最速SoCのハイエンドタブ「Galaxy Tab S9」、回転ベゼル復活の「Galaxy Watch6」が登場!

Androidタブレットの最高峰、Galaxy Tab S9 Ultra

1年半ぶりの新モデル
3サイズ揃った「Galaxy Tab S9」シリーズ

 Galaxy Tab S9シリーズは「Galaxy Tab S9」「Galaxy Tab S9+」「Galaxy Tab S9 Ulta」の3モデルが発表された。いずれも2022年2月リリースの「Galaxy Tab S8」シリーズの後継機であり、約1年半ぶりのフルモデルチェンジとなる。チップセットは同時に発表された「Galaxy Z Fold5」「Galaxy Z Flip5」と同じクアルコムのSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyを搭載。Galaxy Tab Sシリーズとして初のIP68の防塵防水にも対応した。

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3モデルを重ねてサイズを比較

 3シリーズの中で最も注目される製品はGalaxy Tab S9 Ultraだろう。前モデルGalaxy Tab S8 Ultra同様に14.6型、アスペクト比16:10の大型ディスプレーを搭載。中央上部には1200万画素のデュアルカメラを搭載する。

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14.6型の大きなディスプレーを搭載するGalaxy Tab S9 Ultra

 本体サイズは208.6×326.4×5.5mm、重量はWi-Fiモデルが732g、5Gモデルが737g。Galaxy Tab S8 Ultraは本体サイズは同一で、重量は726g(Wi-Fiモデル)、728g(5Gモデル)だったた。Galaxy Tab S9 Ultraは6~9gの重量アップとなっているが。これは本体内部のスピーカーサイズを20%大型化したためだと思われる。Dollby Atomos対応のAKGスピーカーからは迫力あるサウンドを再生してくれた。

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本体サイズは前モデルと同等、重量のみアップした

 14.6型というノートPCクラスのディスプレーを搭載しながらも、5.5mmという薄さで大型のタブレットでありながらも片手で持つことが可能であり、かばんへの収納も苦にならない。本体の剛性も高く、持った感じからも高級感を味わえる。この薄さの中に112000mAhのバッテリーを内蔵する。

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わずか5.5mmの厚さの大画面タブレット

 カメラは1300万画素と800万画素の超広角を搭載する。Galaxy Tab S8 Ultraは1300万画素+600万画素の組み合わせであり、超広角の画素数が若干引き上げられた。またGalaxy Tab S8シリーズは全モデルがデュアルカメラだったが、Galaxy Tab S9シリーズでは最小サイズの標準モデルは1300万画素のシングルカメラとなる。

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デュアルカメラは超広角側の画質を高めた

 専用スタイラス「Sペン」は3モデル共通のものが付属。本体カラーに合わせてSペンもブラックとホワイトの2色がある。Sペンは充電不要で手書きなどに使用できるが、バッテリーを内蔵しておりBluetooth接続でカメラアプリのリモコンやブラウザのページスクロールなどのワイヤレス操作も可能だ。Sペン本体をタブレットの背面または上部側面にマグネットで取り付けておけば自動的に充電される。

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リモコンとして使う場合は本体にマグネット装着すると自動充電される

 大きな画面を活かして最大3つのアプリを分割表示してのマルチタスクも可能。さらにその上にポップアップウィンドーを表示してより多くのアプリを一画面上に展開できる。後述するキーボード付きカバーを使い、画面表示をデスクトップモード「DeXモード」に切り替えればマルチウィンドウ操作も可能となり、Galaxy Tab S9 UltraをノートPCのように使うこともできる。

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大きい画面を活かし複数アプリの利用も楽にできる

 シリーズの他の製品も紹介しよう。Galaxy Tab S9+は12.4型ディスプレーを搭載、フロントカメラは1200万画素を搭載。本体サイズは185.4×285.4×5.7mm、重量は581g(Wi-Fiモデル)、586g(5Gモデル)で、バッテリーは10090mAhを搭載する。

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中型モデルのGalaxy Tab S9+

 シリーズ最小モデルのGalaxy Tab S9は11型ディスプレーで本体サイズは165.8×254.3×5.9mm、498g(Wi-Fiモデル)、500g(5Gモデル)。バッテリー容量は8400mAhだ。

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最小サイズのGalaxy Tab S9

 防水性能を試すデモも用意されていたが、水中に入れてもディスプレーのタッチ操作などができた。また水中でSペンを使った手書きも可能で、水回りの作業の多い現場でも安心して使うことができそうだ。

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防水防塵性能はIP68

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水中でもSペンで手書きができる

 Galaxy Tab S9シリーズは高性能なチップセットを搭載していることからゲーミング用途への応用も考えられている。本体内部には大型のベイパーチャンバーを搭載し、速やかに放熱してくれる。

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Galaxy Tab S9+内部のベイパーハンバー構造

 さてケースはキーボード付きのブック型や、MILスペックグレードで本体を保護するアウトドアカバーなどが発売される。また紙のような書き心地をディスプレー表面に提供するカバーも販売される。市場では「ペーパーライクフィルム」が販売されているが、ディスプレイに貼り付けるとタッチ感度が落ちるものもある。Galaxy Tab S9シリーズ用のこのカバーは、透明カバー部分をディスプレイの上にかければ紙の書き心地を実現、カバーを裏返せばタブレットのディスプレイを直接タッチできる。

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いろいろなケースも販売

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紙の書き心地を味わえるカバー

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