7月24日提供開始

ICTを活用し継続的なサポートする子育て支援アプリ「大山すくすくおやこnavi」

2023年07月24日 12時45分更新

　ミラボの子育て支援アプリ「子育てモバイル」が7月24日、鳥取県大山町に導入され、「大山すくすくおやこnavi」として提供開始。

　子育てモバイルは、電子母子手帳・子育て支援サービス・AI機能を組み合わせた子育て支援アプリ。ベースとなるアプリケーションに、必要な機能を選んで追加する機能カスタマイズや、オリジナルのカラーやイラストを使用したデザインカスタマイズが可能となる。およそ300自治体への導入が予定されており、多くの子育て世代に利用されている。

　鳥取県西部に位置する大山町は、北は日本海に面し、南に中国地方最高峰の「大山」を中心とした国立公園を有する、海と山の恵み豊かな町。同町では、基本理念に「子どもの育ちと子育てを地域みんなで支え合うまち大山町」を掲げ、さまざまな子育て支援を実施している。

　2023年より開始された、小児科医・産婦人科医・助産師にオンラインでいつでも気軽に無料で相談できる「産婦人科・小児科オンライン」サービスや、妊娠中の方から就学前のこどもとその家族が自由に利用でき、子育ての情報提供・相談支援や子育て世代の交流の場でもある「子育て支援センター」の充実など、子育て世代の経済的・心理的負担を軽減し、安心して子育てができる取り組みを実施。

　今回、ライフスタイルの多様化による子育て世代のニーズの変化に伴い、一人一人の状況に合わせた子育て情報の発信や簡便な予防接種スケジュールツールを提供するため、鳥取県内でも取り入れられている子育てモバイルを導入する運びとなった。大山町オリジナルのデザインが施され、子育て支援アプリ大山すくすくおやこnaviとして提供される。

　今後は、大山町からの知らせを月齢・年齢にあわせてタイムリーに受信できる「メール配信・プッシュ機能」、成長グラフや乳幼児健診の記録など母子手帳の内容をマイページに記録できる「電子母子手帳機能」、予防接種漏れや接種間隔ミスを防ぐことができる「予防接種AIスケジューラー」など、ICTを活用した子育て世代への継続的なサポートを実現していくという。