デザインツール「Figma」でSVG形式ファイルをデザイン調整
Tracejourneyを使ってSVG形式の画像を取得できたら、ファイルサイズの調整と、任意でテキストを配置します。
今回は「UP-T」というTシャツ作成サービスを使ってオリジナルTシャツを作成しますので、デザインファイルを「UP-T」が推奨する解像度に調整します。
■UP-Tが推奨するデザインファイルの解像度
= 3600×4890ピクセル
今回、デザイン調整には「Figma」を使います。本連載の以前の記事でも登場した無料で使えるデザインツールです。SVGファイルを扱えるツールであれば、それ以外のツールでも構いません。もちろんスマホのツールでもOKです。
Figmaを起動して、3600×4890ピクセルのフレームを挿入し、フレーム内に先程のSVGファイルをドロップします。
画像の大きさをフレームいっぱいに拡大したらサイズの調整は終わりです。あとはお好みでテキストをいれたり、あしらいを加えたり、デザインを調整しましょう。
デザイン調整が完成したらフレームをPNG形式で出力します。これが最終のデザインファイルとなります。
「UP-T」でオリジナルTシャツを作成
デザインファイルが完成しましたので「UP-T」でTシャツを発注します。「UP-T」は1枚2,000円前後から発注できるので、気軽に自分専用Tシャツを作成するにはもってこいのサービスです。
■UP-Tの特徴
●1枚からオリジナルTシャツを注文できる
●国内サービスで発注から到着までが速い
●アイテムやサイズ・カラーのバリエーションが豊富
「[UP-T]のWebサイトにアクセスして、「オリジナルTシャツを作ってみる」をクリックします。
デザイン画面が開きます。画面上部からTシャツの種類と色を選択します。右端のリストボックスでは印刷する場所も選択可能です。
デザインファイルをドラッグアンドドロップして、位置を調整しましょう。
完成したら、画面右上の「カートに進む」ボタンを押して、サイズや配送先住所等を入力しましょう。必要情報を入力後、支払いを行えば注文の完了です。数日でTシャツが届きます。
オリジナルTシャツ完成
今回は、実際に自分でデザインしたTシャツを2枚を注文してみました。下はそれを着用した画像です。結構気に入っています。
「定番Tシャツ」というタイプを選んでみたのですが、思ったよりも質が良い柔らかい綿生地でとても着心地が良かったです。
価格は印刷込みで2枚で4,500円程度(送料無料)でした。ファストファッションを扱うお店でも、プリントTシャツ1枚は2,000円くらいすることも普通にありますから、まあ、妥当なお値段と言っていいのではないでしょうか。しかも、既製品とは違う、オリジナルTシャツが手に入るのですから、むしろお得かも!?(笑)。
私も今回の記事作成用にはじめて利用してみたのですが、個人的にもとても気に入ったので、趣味のサークル用に別のデザインを作ろうと思っています。
皆さんも今夏、新しいTシャツをお探しの方は、自分でデザインしちゃうのもアリかもしれませんよ!興味がある方は是非お試しください!
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