Sペン付きで5万円台! 多彩に使いこなせるAndroidタブレット「Galaxy Tab S6 Lite」
サムスン電子ジャパンが6月23日に発売したAndroidタブレット「Galaxy Tab S6 Lite」を使ってみました。同モデルはグローバルでは2020年に発売されたモデルですが、日本では発売されたモデルは、チップセットやOSなどが最新バージョンにアップデートされています。Wi-Fiモデルのみで、価格は5万6798円です。
持ち運びが苦にならない
ちょうどいいサイズ感
筆者がGalaxy Tab S6 Liteを使って、最初に気に入ったのはサイズ感。本体サイズは244.5 ×154.3×7.0mmで、A4の雑誌よりは小さく、単行本よりは大きく、持ち歩いて使うにもちょうどいいサイズに思えました。家にいるときだけでなく、移動中にバックからサッと取り出してウェブやメールをチェックするなど、場所を選ばず重宝しそうです。ただし、モバイル通信には対応していないので、Wi-Fi接続が必要です。
画面サイズは10.4型で、解像度は2000×1200ドット。Galaxyと言えば有機ELと思いがちですが、Galaxy Tab S6 Liteのディスプレーは液晶。されど、液晶ってこんなに精細な画質だったっけ? と思うほど、きれいに表示されます。ベゼルが細めで、画面占有率は81.1%。コンパクトなわりには、広く感じられます。
横向きにした場合、左上に電源ボタンと音量ボタンを搭載。右上にmicroSDカードのスロットがあります。左側にスピーカーとイヤホンジャック、右側にスピーカーとUSB Type-Cポートという構成。指紋センサーはなく、生体認証は顔認証のみ。なお、縦向きにすると右側に電源ボタンと音量ボタンがきて、一般的なスマホと同様の配置になります。
背面パネルはマットで、サラサラとした手触り。背面カメラは8メガピクセルで、前面カメラは5メガピクセル。カメラは必要最低限のスペックという印象。なお、グローバル向けのGalaxy Tab S6 Liteは3色展開でしたが、日本で発売されるのはグレーのみ。「グレー」と言っても黒に近く、ビジネスシーンにもフィットしそうです。
普段使いのパフォーマンスと
電池持ちは心配無用
プロセッサーはSnapdragon 720G(最大2.3GHz/8コア)。ミドルクラスと考えていいでしょう。「Chrome」を起動してウェブを見たり、 「Samsung Note」を起動してメモを書いたりといった基本的な作業は、サクサクとスピーディーにできました。
Galaxy Tab S6 Liteには簡単に画面を分割して、最大3つのアプリを同時に使える機能があります。これを試してみても、反応が鈍くなるわけでなく、スムーズに操作できました。ただし、メモリーは4GBしかないので、負荷の大きいマルチタスク操作や、グラフィックに凝ったゲームなどには不向き。筆者が試用している範囲では、複数のアプリを立ち上げたままにしていると、動きがもっさりすることがありました。
バッテリー容量は7040mAh。スペックには「インターネット使用は最大14時間、ビデオ再生は最大15時間」と記されていますが、実際の使用感としても同じで、相当ヘビーに使わない限りは1~2日で電池がなくなることはないでしょう。
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