部品は機械が自動で組み立て、完成品はフォークリフトが自動搬送
組み立て工程にも高速組み立て機が設置され、工程が自動化されています。
ただし梱包工程にはたくさんの人の姿がありました。パッケージにネジを同梱するなどの作業はまだ人にまかせたほうが早いそうです。
最終完成品はパレットに積載。出荷検査が終わったら自動運転のフォークリフトがピックアップし、倉庫まで持っていく仕組みになっています。
完成品が置かれているのは2Fで、倉庫があるのは1F。そのため自動運転フォークリフトはWi-Fiを通じてエレベーターを操作する信号を出して、自分でエレベーターを開けて中に入ります。以前清水建設を取材したときも同様のシステムがありましたね。
金型のメンテナンス設備に加え、各種加工機も用意
金型の清掃や、破損したものの交換などのメンテナンスができる場所もあります。金型を加工するための設備がそろっています。
隣には複数の加工機を設置。自動組み立て機などの設備が壊れたときの修復パーツもここで加工しているそうです。
工場はまだガラガラ、クリケット場ができるほどの土地も
工場はまだガラ空きのスペースも目立ちます。まだ1/3ほどしか設備が入っていない状況で、今後需要に応じて設備を追加して、生産力を上げていく計画です。
敷地自体もまだ1/3ほど余っていて、同サイズの工場があと2つ建てられるほどの余裕があります。工場を建てる前まではクリケット場として使えそうな広さです。
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