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ホンダのSUV「ヴェゼル」がベーシックグレードでも十分な5つの理由

ヴェゼル

 クルマ好き女子の矢田部明子です。今回は、ホンダの人気SUV「ヴェゼル」についてレポートします。これまで何度かレビューしてきたヴェゼルですが、試乗したのは上級グレードのみだったので「そりゃあ、それなりの車両価格なんだから良いに決まってるじゃん……」というお声をたくさんいただきました。

 確かにそりゃそうですね……。

 ということで、それならばとお財布に優しいベースグレードに1週間乗ってみました。良かったこと&気になったところを包み隠さずお伝えしますので、購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください!

ホンダ「ヴェゼル」はこんなクルマ

 2021年4月にフルモデルチェンジしたSUVのヴェゼル。売れ行き絶好調で、納車1年待ちというグレードもあるそうです。SUVの力強さとクーペのような流麗さが合わさった外観は、SNSでも話題になりました。パワーユニットは、モーターとエンジンの長所を1つに詰め込んだ2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載。エンジン走行とモーター走行を状況に応じて切り替えることで低燃費を実現し、安定した躍動感のある走りが楽しめるようになっています。なお、今回試乗したのは「VEZEL G」というグレードです。

Honda「VEZEL G(FF)」の主なスペック
サイズ 全長4330×全幅1790×全高1580mm
ホイールベース 2610mm
車重 1250Kg
エンジン 1.5L 水冷直列4気筒
最高出力 118PS(87kW)/6600rpm
最大トルク 142N・m(14.5kgf・m)/4300rpm
価格 227万9200円(税込)

 それでは、細かくチェックしていきましょう!

ヴェゼルのオススメポイント その1
エクステリアのデザイン

ヴェゼル

ベースグレードだからと、侮ることなかれ! もちろん、細かなディテールは違いますが、上級グレードとデザインがまったく違うわけではないので、高級感があります

ヴェゼル

最近ハヤリの細くてギュッと上がったライトと、ボディーと同色のグリルがオシャレでスタイリッシュ!

ヴェゼル

フェンダーの張り出し&エッジが立ってるというよりは、緩急をつけてボディーを立体的に見せているというところが頑張りすぎていなくて◎。また、リアにいくにつれて流線を描きながら下がっているクーペのような雰囲気もオシャレ♪

ヴェゼル

フェンダー部分が黒くなっているので、車高が高く見えます。ボディーがグレーなのであまり目立ちませんが、白なら明暗がハッキリと分かれて、さらに車高が高く見えるかも?

ヴェゼル

リアの赤いライトは真横に真っ直ぐ入っていて、どこかアメ車を思わせます。撮影の前日の夜に、ヴェゼルが私の前を走っていたのですが、あらためてこのライトのデザインの良さに気付きました

ヴェゼル

ただ赤く光るのではなく、小さいライトが1個1個並んでいるので、トランスフォーマーに出てくるロボットの顔のようで個人的にはかなり萌えました!

ヴェゼルのオススメポイント その2
しっかりくつろげる居住性

 内装デザインは、大人な雰囲気の上質な空間が広がり、ゆったりくつろげるようになっています。シートは全席とも、少し硬めでした。

ヴェゼル

ヘッドクリアランスは、座面を1番上にして拳2個分、1番下げて拳3個分くらいです。ちなみに、矢田部は158cmです

ヴェゼル

続きまして、後席です。シートを1番前に出した状態で、膝からシートまでの距離は拳6.5個分ぐらい、1番後ろまで下げた状態で拳3個分ぐらいのスペースがありました。ヘッドクリアランスは、拳1.5個分くらいです

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