週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

現代劇+『ザナドゥ』の融合から生まれた日本ファルコムの挑戦作

アオハルな気持ちがよみがえる!?Switch版『東亰ザナドゥ eX+』は若い人もかつて若かった人も遊んでほしい快作

2023年07月17日 13時00分更新

簡単操作で軽快なアクション!
性能の異なる7人のキャラクターを使いこなそう

 バトルパートでは、3人1組のメンバーを選んでダンジョンに挑む。ダンジョンに挑戦する前に出現する敵とその個体数を確認できるので、敵の属性を確認して、誰を連れていくか選ぼう。

 なお、ストーリーで訪れるダンジョンの場合、主人公の洸は必須メンバーとなる。残り2人のメンバーを選ぶことになるのだが、ストーリーの進行上で必ず出撃する固定メンバーがいる場合も。洸の武器属性はストーリーを進めると変えられるようになるので、固定メンバーの武器属性が洸と同じだった場合は、彼の武器の属性を変更して調整しよう。

出撃画面。属性マークの横にある数字が、その属性を苦手とする敵の出現数。これを参考に、どの属性の仲間を連れていくか選ぼう

敵をロックオンすると、相手の苦手な属性を確認できる。こちらを参考に、誰で攻撃するか選ぼう。なお、弱点属性以外の攻撃でも、敵にダメージは与えられる

ダンジョン内にあるレリックという石碑に触れると、セーブや体力回復、ショップでの買い物ができる。緑色のものと黄色のものがあり、黄色では武器の強化も可能。ボス戦前にあることが多いので、しっかりと戦いにそなえよう。なおセーブは、通常マップならどこでもできるが、ダンジョン内ではレリックでしかできない

 攻撃は、武器での通常攻撃とスキルゲージを消費して使える射撃スキル、飛翔スキル、剛撃スキルの4つ。さらにEXポイントを消費することで出せるEXスキル、ストライクポイントを消費して出せるXストライク、ドライブゲージを消費して出せるXドライブと通常攻撃や通常のスキルより強力な各種必殺技が放てる。

 いずれの攻撃も複雑な操作なしで出せるうえ、キャラクターの動きは小気味良いので、バトルは非常に爽快。ただ、パーティメンバーは2人がメインパーティとなり、最後の1人はサポートという位置付けにあり、メインの切り替えとサポートの切り替えが別ボタンになっていたり、攻撃や回避、アイテム画面の呼び出しなどの操作もあったりと、使用するボタンは多い。慣れるまではちょっと大変かもしれない。

通常攻撃は、キャラクーの所持する武器ごとに攻撃の隙や効果範囲が異なる。仲間になるキャラクターは7人いるので、それぞれの特徴を覚えることから始めよう

スキルも同じ。キャラクターごとに性能が異なるので、それぞれの違いを把握しよう。ちなみに、四宮祐騎(しのみやゆうき)の射撃スキルは、キャラクターの向いている方向に関係なく敵を狙うという非常に使いやすいもの。逃げながら攻撃できるので、ボス戦などでオススメだ

各種ポイントやゲージを消費して出せる攻撃は強力! Xドライブは属性の効果がなくなるうえ、メインパーティの2人で攻撃を仕掛けるので見た目もハデで見ていて気持ちいい

 ちなみに、キャラクターの移動に使うLスティックを押し込むとゲーム全体の動きが倍速になるハイスピードモードに切り替えられる。筆者の場合、戦闘中に力が入りすぎて、思わずスティックを押してしまいハイスピードモードを誤爆してしまうことが多々あった。

 オプションの設定でボタン操作の変更ができるので、ゲームに慣れてきたら自分にあったものを探してみるのもいいだろう。

オプションのコントロール設定画面。バトルパートの初期状態だと回避とダッシュが同じLボタンに設定されており、Lを押しっぱなしで回避からダッシュに移行する感じになっている。筆者はこの操作に慣れたので問題なかったが、人によっては別ボタンに設定してみるといいかも

 ダンジョンクリア時には、クリアタイムやどれだけヒットを稼いだかによってクリア評価が表示される。高ランクを目指すのも、やり込みの1つだ。

敵を攻撃したり、ステージ内のオブジェを破壊したりすることでヒット数は溜まっていく。いかにヒット数をキープできるかが高評価の鍵!

ほかにもミニゲームやコレクション要素はいっぱい!
ゲームをやり込みたい人にもピッタリ

 これまではゲームの基本部分を紹介してきたが、本作にはそのほかにもやり込める要素が豊富に用意されている。書物の収集、食事のレシピ集め+作成、スケートボードやゲームセンターにあるクレーンゲームをはじめとする3種のゲーム、ガチャガチャなど非常に多彩。

 こういったものはやり込まなくてもゲームのクリアはできるものの、やり込めばやり込んだだけキャラクターの強化に役立つアイテムがもらえるといったメリットがアリ。以下では筆者がお気に入りのやり込み要素をピックアップして紹介しよう。

●フレンドページ

 主要人物だけなく、学校の生徒やショップの店員など、主人公たちや彼らに関係する人物たちの個人情報が閲覧できる図鑑のような要素。その人物との会話やクエストクリア、絆イベントの発生など、さまざまな条件で更新されていく。

閲覧できる項目は複数用意されている。町の住人などのサブキャラクターの場合、2度話かけるといったようにひと工夫が必要なことも

●書物

 ゲーム中に手に入る書物の中には、その中身を読めるものがある。これらもゲームの世界観を知るのにひと役買っているので、ゲットしたら読んでみよう

NiAR画面の「BOOK」という項目で中身が読める

●みっしぃパニックwith魔法少女まじかるアリサ

 いわゆるモグラたたきゲーム。クリアすると得点に応じてゲームセンターのゲームを遊ぶのに必要なメダルがもらえる。

そこまで難しくないので、メダル稼ぎとして利用できる

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この特集の記事