G-Master Velox II Intel Edition SF6をレビュー
『ストリートファイター6』推奨PCを腕試し、フルHD・WQHDなら最高画質でも超快適
国内はもちろんのこと、世界中で抜群の知名度を誇るカプコンの対戦格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズの最新作、『ストリートファイター6』が6月2日に発売した。それから1ヵ月ほど経つが、ゲーム販売プラットフォーム「Steam」では、ゲーム売り上げ上位にランクインし続けている。
複雑なコマンドを必要としない新たな操作タイプ「モダン操作」の導入や「ドライブシステム」などの新規要素によって、初心者から上級者まで読み合いを楽しめるようになっており、この好調な滑り出しの大きな要因になっている。また、プロゲーミングチーム・Crazy Raccoonが主催した、招待制大会「Crazy Raccoon Cup Street Fighter 6」も大いに盛り上がったことは記憶に新しい。
近年はPCゲーミングが隆盛していることもあり、『ストリートファイター6』をきっかけにゲーミングPCの購入を考えている人も多いだろう。とはいえ家庭用ゲーム機と異なり、ゲーミングPCは採用するCPUやGPUといったハードウェアの性能にばらつきがある。ゆえに、ある程度の知識がないと「遊びたいゲームに必要な性能がどのぐらいか」を把握することが難しい。
そんな方には特定のゲームタイトルを快適にプレイできることを保証した、「ゲーム推奨PC」がオススメ。今回紹介するサイコムの「G-Master Velox II Intel Edition SF6」は、同社の定番モデルである「G-Master Velox II Intel Edition」をベースにした『ストリートファイター6』向けのゲーム推奨PCだ。
『ストリートファイター6』を快適に遊べる鉄板PC
フレームレートが上限60fpsとなる通常の対戦はもちろん、同作の目玉モードである「ワールドツアー」などのさらなるハイフレームレートが解放される場所でも快適にプレイできる。もちろん、ほかの人気PCゲームでも、フルHDプレイなら十分頼りになるスペックなので、初めてのゲーミングPCにもうってつけだろう。
とはいえ、その性能とは具体的には一体どのぐらいなのか気になるところ。というわけで、G-Master Velox II Intel Edition SF6の試用機を用い、『ストリートファイター6』における実際の性能を確認していく。
G-Master Velox II Intel Edition SF6 | ||
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標準構成の主なスペック | 試用機の主なスペック | |
CPU | インテル「Core i5-13400F」(10コア/16スレッド、最大4.6GHz) | |
CPU クーラー |
Noctua「NH-U12S redux」(空冷、120mmファン、サイドフロー) | |
マザーボード | ASRock「B660 Pro RS」(インテルB660、ATX) | |
メモリー | 8GB×2、DDR4-3200<メジャーチップ・8層基板> | |
ストレージ | Crucial「P5 Plus CT500P5PSSD8」(500GB M.2 SSD、PCIe 4.0) | |
ビデオカード | ASUS「PH-RTX3060-12G-V2」(GeFroce RTX 3060、12GB GDDR6) | |
電源 ユニット |
SilverStone「SST-ET650-HG」(650W、80 PLUS GOLD) | |
PCケース | Fractal Design「Pop Silent White TG Clear Tint」(ATX、ミドルタワー) | |
OS | Microsoft「Windows 11 Home 64bit」 | |
直販価格 | 18万1690円~ | 18万1690円 |
ちなみに、今回扱った試用機のスペックは標準構成と同じ仕様だった。
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