OpenAIは7月4日、同社が提供する生成AI「ChatGPT」の「ウェブブラウジング機能」を無効化すると発表した。
無効化の理由について同社は、ユーザーが特定のウェブサイト内のコンテンツ全文を表示するよう指示した際、誤って指示に従ってしまう可能性があったためとしている。
We've learned that ChatGPT's "Browse" beta can occasionally display content in ways we don't want, e.g. if a user specifically asks for a URL's full text, it may inadvertently fulfill this request. We are disabling Browse while we fix this—want to do right by content owners.
— OpenAI (@OpenAI) July 4, 2023
本機能は有料プラン「ChatGPT Plus」のユーザーに対して、5月から公開されていたベータ版機能。回答生成時にAIがウェブ上の情報を収集、反映することで、モデルの訓練に使われた学習データ(日付の古いデータ)に依存しない回答を得ることが可能だった。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります