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乗ろうよ、飛行機!

発見だらけの最新ベトナム(ハノイ)トラベル事情

2023年07月05日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス

空港からホテルへの移動は
ライドシェアサービス「Grab」

 ノイバイ空港から宿までの移動はどうするかというと、東南アジアではトップシェアとなっているライドシェアサービス「Grab」を使います。使い方はUberやLyftと同じで、ピックアップしてほしい地点と到着地点をセットすると、ドライバーがマッチングされます。支払いはアプリに登録したクレジットカードからになるので、現金を用意する必要がありません。

 国によっても違いますが、Grabではクルマだけでなく、バイクやトゥクトククも呼べたりします。今回のハノイ滞在では、市内の移動は安いこともありバイクを呼んで移動していました。行き先を外国語で伝える必要もなく、タクシーよりもトラブルが少ないので、東南アジア諸国でスマートに旅をするなら必携のアプリです。

東南アジアに行くなら必ずインストールしておきたいライドエアサービスの「Grab」

マッチングしたクルマやバイクがどの辺を走っているかアプリからチェックできます

 料金はノイバイ空港からハノイ市内中心部まではクルマで36万4000ドン(約2230円)、バイクは5〜10分くらいの移動で2万5000ドン(約153円)くらいと結構安め。帰りは節約しようとして、市内からノイバイ空港へのアクセスをバイクにしたのですが、バイクに約40分間2ケツ(2人乗り)でハイウェイを爆走することになり、命の危険を感じました(その時撮影した動画を貼っておくので、体感してみてください)。バイクの料金は15万1000ドン(約925円)とクルマの半額以下だったので節約はできますが、長距離はクルマを頼んだほうがいいと思います。

 ちなみに路線バスはどうなのかというと、よほどの郊外まで移動しない限り、基本的には定額で7000ドン(43円)とさらに激安です。ノイバイ空港からハノイ市内中心部へも路線バスがあり、同じく7000ドンです。Googleマップなどを使えば、路線バスでの移動もそこまでハードルは高くないのでオススメです。

ベトナム(ハノイ)

メールで利用明細が届くシステム

1泊2600円と激安のホテルは
テレビ・風呂・トイレ付き

 ホテルは前述のように1泊2600円と激安でしたが、ちゃんとした個室にひとりで泊まるにはじゅうぶんな広さがあり、大きなテレビやバス・トイレも付いています。特に観光などをするわけではなく、ワーケーション的に日中はパソコンを開いて仕事をしていたのですが、非常に捗りました。

ベトナム(ハノイ)

広いベッドもあって宿は快適

美味しい麺料理が豊富
世界でいちばん安いビールを堪能できる

 ハノイに来ていちばん良かったのが食事です。麺好きの自分には「フォー」や「ブンチャー」など、ひとりでサッと食べられる麺料理が多いベトナムはピッタリ。しかも1杯が4万〜5万ドン(約245〜306円)と安いのもうれしい。

 さらにハノイには、酒好きの飲んべえにはうれしい「ビアホイ」があります。味は薄めでアルコール度数も3〜4%ほどと低い(氷を入れて飲むケースもありさらに薄まることも)ビールですが、暑いベトナムでガブガブと飲むには最適。しかもその価格は1杯1万ドン(約61円)が相場で、「世界でいちばん安いビール」ともいわれており、ハノイは酒飲みの天国みたいなところとなっています。

ベトナム(ハノイ)

ベトナム料理といえば定番の「フォー」

ベトナム(ハノイ)

ハノイではつけ麺の「ブンチャー」も有名。つけだれに炭火で焼いた肉団子が入っていて美味い!

ベトナム(ハノイ)

1杯60円ほどで飲める「ビアホイ」。ハノイの気候とも相まって、ガブガブ飲んじゃいます

ベトナム(ハノイ)

頼むと店にある巨大サーバーから注いでくれる

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