飼い主とワンちゃんがより快適に暮らせるように、便利ガジェットを中心に紹介していく本連載。1回目はペット用ドライヤー「Drybo Plus」を紹介しましたが、今回はドッグカメラの定番Furboの新モデル「Furbo ドッグカメラ 360°ビュー」をピックアップします!
飼い主さんの強い味方、ドッグカメラ「Furbo」
愛犬が留守番中に何をしているのか? 気になる飼い主さんは多いですよね。そんな飼い主さんの強い味方が、留守中に外出先からでも室内の様子を確認できるネットワークカメラです。「Furbo」はワンちゃん用に開発された、愛犬家定番のドッグカメラ。最新のモデル「Furbo ドッグカメラ 360°ビュー」は2代目で、全方位を確認できるフルHD(1080p)の360度ビューカメラを搭載しているほか、自動追尾、暗視モードなどの新機能が備わりました。
本体にワンちゃん用のおやつを入れておくため、本体サイズは高さが22.3cm、重さは760gと、ネットワークカメラとしては大きめのサイズですが、給水塔のようなかわいらしいデザインで、部屋のどこに置いてもさまになります。そして後述しますが、とにかくワンちゃん用に特化しているところが愛犬家に好まれる理由なんです。
設定はスマートフォンで簡単にできる
初期設定は簡単。スマホにFurboアプリをダウンロードし、使用するアカウントを作成したら、画面の手順に従って進めていくだけです。Bluetoothでスマホと接続したら、Wi-Fiなどの設定をしましょう。ご家族など複数人で使用する際は同じアカウントを共有する必要があり、同時にライブ映像が見られるのは2台までという制限などはあります。
なお、映像の解像度やおやつの大きさの指定といった各種設定は「メニュー」項目にある「カメラ設定」から切り替えられます。ワンちゃんが吠えた際などに通知してくれる「ワンワン通知」機能の感度なども調整可能です。
ワンちゃんは飛び出すおやつで大喜び
スマホに映し出されるモニター画面は見やすく、操作もシンプルでわかりやすいのが魅了です。左右の三角矢印を長押しすることでカメラを動かせるし、右上の「自動追尾」機能をオンにすれば、歩き回る愛犬を自動で追従もしてくれます。左下のカメラアイコンをタップすれば動画・写真の撮影ができ、右下のアイコンではマイクを使って愛犬に話しかけられます。そして、特徴的なのが中央下にある黄色い丸で動作する「飛び出すおやつ」機能。マイクで名前を呼ぶなどしたあと、おやつアイコンを上に向かってスワイプさせると、Furboに入れておいた犬のおやつが、実際にワンちゃんの前にポーンと飛び出す仕組みです。
この効果がかなり絶大で、留守中もおやつを投げれば愛犬はFurboのほうに飛んできてくれます。例えば、噛んではダメなものを夢中でかじっていたら、気をそらすためにおやつでコントロールする──といった使い方も可能です。
ただ、Furboからおやつが出てくることを学んでしまうと、Furboにちょっかいを出し始める子もいるので注意です。我が家のるねちゃんはおやつの発射口を手で探ろうとして、何度もちょっかいを出していました。Furboには底面用3Mテープがあって揺れには耐えられる仕様ですが、ワンちゃんが諦めない場合に備えて、最初からちょっと手が届きにくい場所に設置してあげるとより安心ですね。
(次ページ:旧モデルとの画質の違いは?)
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