ストックフォトサービスを提供するアマナイメージズは6月20日、「日本画像生成AIコンソーシアム(Japan Image Generative AI Consortium、略称:JIGAC)」の設立を発表した。画像生成AIを安心・安全に活用するための枠組み作りを目的とする。
画像生成AIはOpenAIの「DALL-E」などが発表されてから急速に進展してきた一方、著作権や肖像権等などの課題が指摘されてきた。JIGACはこうした課題を解決するために設立されたもの。
JIGACでは活動を通じて著作物の保護とテクノロジーの進化を両立させるとともに、クリエイターが新しいものを生み出し続ける創作活動の基盤を支え、日本のAI技術を世界と対等なレベルに引き上げることを目指すという。
具体的な活動内容としては、画像生成AIに関しての情報交換、議論、検証など。生成・利用時の権利侵害リスクを下げる方策などを考慮しながら具体的かつ実践的な枠組みの可能性を検証し、企業・行政などを巻き込んで環境構築について必要な検証をする予定という。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります