楽天グループは6月15日、デジタルコミック配信サービス「R-TOON」を今秋以降に提供開始することを発表した。
R-TOONは、縦読みデジタルコミックのオリジナル作品をはじめとする、様々なデジタルコミックを配信するサービス。本サービスでは、作品を毎日1話無料で読める機能および、話単位でコミックを購入できる機能を提供する予定としている。
楽天は、パートナー企業として少年画報社、ストレートエッジ、ニトロプラスと協力し、縦読みデジタルコミックにおけるオリジナル作品の共同制作を開始しており、これらの共同制作作品をR-TOONにおいて配信する予定。
また、少年画報社と共同でコミックレーベルを立ち上げ、海外展開も視野に入れ、日本文化と海外ニーズをマッチさせた新たなコンテンツの創出にも取り組む。ストレートエッジ、ニトロプラスとは、2022年6月に発表したトゥーンクラッカーとの協業を背景に、R-TOON独占先行配信のハイクオリティーでリッチなコンテンツ展開を目指す。
共同制作作品については、IP(知的財産権)を包括的にプロデュースするコンテンツレーベル「Rakuten Content Central」(楽天コンテンツセントラル)の基盤を活用し、国内外の様々なメディアにおける派生コンテンツやマーチャンダイジングの展開も計画。
さらに、1億以上の楽天会員を中心としたメンバーシップを軸に、楽天グループが展開する70以上のサービスを有機的に結び付けて形成する「楽天エコシステム(経済圏)」の様々なサービスとのコラボレーションも推進していく予定としている。
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