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【現地レポ】高度なビデオ編集に最適なM2 Max/Ultra搭載のMac Studio、拡張性を加えたMac Pro登場!

Macの全ラインナップがApple Silicon搭載となった

ついに「Intel CPU搭載Mac」終了

 コンパクトなのに最高のパフォーマンスを持つMac Studioと、大きな拡張性を持ったMac Proの登場を、高負荷な処理をしがちなプロフェッショナルは喜んで迎えるだろう。

「お金は出すから、とにかく性能が欲しい」という業界はあるのである。ハリウッドの制作現場もそうだし、高度な科学技術計算を行う人たちもそうだ。アップルシリコンの登場が2020年のWWDCで公表されてから3年が経ち、ようやくMacの全ラインナップがApple Silicon搭載となった。

 そう、このMac Proの登場は2005年にスティーブ・ジョブズが導入を公表したIntel CPUとの決別でもある。17年続いたIntel CPU搭載Macの時代はこれにて完全に終了する。そして、これにより、アップルはチップセットの開発の主導権を完全に掌握し、自社の望む通りに商品ラインナップをアップデートできるようになったのである。

 すべてのMacはApple Silicon搭載となった。ひとつの時代が幕を閉じた。次にどのような動きがあるのか楽しみだ。

 

筆者紹介――村上タクタ
 趣味の雑誌を30年間に600冊ほど作ってきた編集者・ライター。バイク雑誌「ライダースクラブ」で仕事を始め、ラジコン飛行機雑誌「RCエアワールド」、海水魚とサンゴ飼育の雑誌「コーラルフィッシュ」、デジタルガジェットの本「flick!」の編集長を約10年務めた後退職。現在フリーランスの編集者・ライターであり、ウェブメディアThunderVoltの編集長。HHKBエバンジェリスト、ScanSnapアンバサダー、mmhmmヒーロー。iPhone、iPadなどのデジタルガジェットや、バイク、クルマ、旅、キャンプ、絵画、日本酒、ワインと家族を愛する2児の父。

 

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