ASRockは、5月30日から6月2日に台湾・台北市で開催された「COMPUTEX TAIPEI 2023」にてブースを出展。また、会期中にプレスカンファレンスを実施して、新製品の発表も行なった。
今回発表された中でも目玉となるのが、同社のゲーミングブランド「Phantom Gaming」から新たに登場した「Z790 NOVA WiFi7」だ。“NOVA”とは超新星という意味を表し、その名の通り同社のマザーボードシリーズとして新たに登場したシリーズ名となる。
NOVAはPhantom Gamingの中でもフラッグシップに位置づけられており、今回発表されたインテル Z790チップセット搭載モデルでは、90A Smart Power Stage(SPS)を20+1+1フェーズ搭載。
6基のM.2 SSDスロットを搭載しており、うち1つはPCIe 5.0対応のスロットとなっている。ツールレスでつけ外し可能なM.2ヒートシンクを備え、拡張性や利便性も十分と言える。
また、製品名にもあるが本製品は最新のWi-Fi 7(IEEE 802.11be)に対応している。最大データレートは46Gbpsに達するとのこと。
その他にも、今回「Z790 Riptide WiFi7」と「Z790 Lightning WiFi」が展示されていた。Z790 Riptide WiFi7は同じくWi-Fi 7対応製品で、16+1+1フェーズのメインストリーム向け製品。Z790 Lightning WiFiは16+1+1フェーズでWi-Fi 6E対応のコスパ重視モデルとなる。
さらに、同社の「Taichi」シリーズのより安価なモデルとして、「Taichi Lite」シリーズの製品も発表した。Taichiと言えば同社のハイエンド向けシリーズとして、歯車が印象的な独自のデザインを採用する製品。Taichi Liteシリーズは、基本的なスペックはTaichiと同様であるものの、意匠を簡略化して価格を抑えているとのこと。
今回発表されたのは、インテル Z790搭載の「Z790 TAICHI LITE」、AMD B650E搭載の「B650E TAICHI LITE」となっている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう