ゲームメーカーにはどんなお仕事があるのか? そんな疑問をメーカーに直撃するインタビューを実施。
第7弾となる今回は、プリントシールやフィギュア、そしてゲームと幅広く事業を展開するフリュー株式会社より、2023年7月27日にPlayStation 5/PlayStation 4/Nintendo Switchで発売されるアクションRPG『クライマキナ/CRYMACHINA』※1ほかのプロデューサーである林風肖氏にお話しをうかがった。
※1:PC(Steam)版も2023年に発売予定。
フリュー
プロデューサー/ディレクター
林風肖(ハヤシフユキ)氏
――所属部署の仕事内容や今まで関わった作品などについて教えてください。
林氏:主なタイトルは、プロデューサー、ディレクター、企画立案、脚本として『クライマキナ/CRYMACHINA』、プロデューサー、ディレクター、企画立案、脚本として『モナーク/Monark』、プロデューサー、ディレクター、脚本原案として『CRYSTAR -クライスタ-』などです。
――現在の仕事についたきっかけや動機などをお教えください。
林氏:ゲームに感動して救われた体験がきっかけです。そして、もしも自分がそのような感動を生み出せる側になれるなら、もう少し頑張って生きてみたいと思えたからでもあります。
――仕事のやりがい、こだわり、気をつけている点などをお教えください。
林氏:自分が企画立案から携わった作品は、文化的な子どもあるいは分身のような存在です。そんな作品をプレイしていただけたり、プレイしてくださった方々から「感動した」というお手紙をもらえたり、作品内のキャラクターが愛されている様子をみることは、ほかのどんなことよりも肯定感を味わえて、「生きていて良かった」と――心が救われます。
プレイしてくださる皆様、ほんとうにありがとうございます。
――お休みの日の趣味やハマっていること、続けていることなどをお教えください。
林氏:趣味のゲーム制作です。
――ジャンル問わず、あなた独自のベスト3を教えてください。
林氏:難しい質問ですね。一番影響を受けた作品(『Kanon』『ドラッグ・オン・ドラグーン』『真・女神転生』『サージュ・コンチェルトなど)を挙げようとも思ったのですが、いずれも優劣をつけるのは難しく、今回は控えたいと思います。
たまたま、先日知人と一番盛り上がった話が「美少女ゲームの男性ボーカルOPでなにが好き!?」だったので、その話にあやかって、よく聞いた美少女ゲームの主題歌(男性ボーカル)で……。
ベスト1は、2000年にブルーゲイルから発売された『Treating2U』の「Treating2U」。
ベスト2は、2005年にニトロプラスから発売された『天使ノ二挺拳銃』の「さめない熱」。
そしてベスト3は、2008年にLittlewitchより発売された『ピリオド』の「永遠の存在者」※2です。ここ数年だとCLOCKUPの『DEAD DAYS』の「Liar,Liar」もよく聞いています。
※2編集部注:美少女ゲームアワード2008では主題歌賞を受賞
――ゲームファンへのメッセージをお願いいたします。
林氏:2023年7月27日に僕の新作『クライマキナ/CRYMACHINA』が発売されます。僕にできうる限り、フィクションへ誠実に向きあった作品です。よければチェックいただき、琴線に触れるものがあれば、詳しく調べていただけると嬉しいです。
『クライマキナ/CRYMACHINA』OP映像
『モナーク/Monark』オープニング映像
【CRYSTAR -クライスタ-】オープニングムービー
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