楽天では「激遅」、povoでは「サクサク」
筆者も楽天モバイルのKDDIローミングエリアで通信をしたら「激遅」だったが、povoに切り替えた途端に「サクサク」という経験をしている。
結局のところ、楽天モバイルのネットワークは「面的」には人口カバー率99.9%でカバーされるが、ネットワークの「深さ」という点においてはKDDIと大きな違いがあるというわけだ。
新たにKDDIと楽天モバイルで締結されたローミング契約では「東京23区、名古屋市・大阪市の一部繁華街エリア」が追加になっている。
これを受けて、ネットでは「楽天モバイルがローミングエリアで使い放題サービスを提供すると、auユーザーに悪影響が出るのではないか」と心配の声が上がっている。
しかし、KDDIパーソナル事業本部の松田浩路副事業本部長兼事業創造本部長によれば「au、UQモバイル、povoのユーザーへの通信品質にはまったく影響がない」と語る。
繁華街でのローミングエリアはスポット的な展開となるため、ネットワーク全体に占めるローミング提供でのデータトラフィックは、ごく一部に過ぎないようだ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります