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ロゼワイン酵母で作ったスピリッツがキレイ! アルコール分30%、焼酎製法の「NANAIRO-七色-」

2023年05月26日 19時00分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

 アスキーグルメのナベコです。みなさん、焼酎にどんなイメージをお持ちですか? 芋焼酎、麦焼酎、米焼酎など。どっしりとした飲みごたえのものが多いので、ちょっと硬派なお酒というイメージがあるかもしれません。

 ところが、ロゼワイン酵母を使用して焼酎の製法で作ったスピリッツが、ピンクな見た目でびっくりするほどオシャレな雰囲気です!

 本格焼酎製法で作られたスピリッツ「NANAIRO-七色-」は、焼酎、さつまいもを中心とした商品の企画・研究開発や、酒類の販売を手掛けているLINK SPIRITSと、鹿児島県にある若潮酒造がタッグを組んで開発したもの。4月24日よりLINK SPIRITSのオンラインにて数量限定で発売中です。

 香りを重視したお酒を作ろうと試行錯誤を重ねる中で生まれたとのこと。ロゼワイン酵母を使用して香味を引き出したため、香り立ちが良く、スピリッツなのにほんのり甘いというありそうで見かけないタイプのお酒です。

 原料に使用している芋は、さつまいもの品種「コナイシン」。ロゼワイン酵母を使用し、焼酎の製法にて減圧蒸留で製造。

 ピンクの色は、紫芋の天然色素によるものです。

 ソーダ割にすると花のような心地よい香り。個人的には、すみれのような可憐な香りだなと思いました。ロゼスパークリングのような、白ブドウ感ある瑞々しい飲み心地。アルコール度数30%なので、炭酸で割ってもそれなりに度数が高いはずだけど、飲みやすくておいしいです! これはキケンなお酒!!

 ロックやストレートでいただくと、ジンのようにボタニカル感じるスピリッツとして楽しめます。アルコール度数高いお酒が好きな人にオススメ。さつまいも原料なのに、芋焼酎によくあるムワッとした“芋くささ”は一切ないのがびっくり。

 ちなみにコナイシンは、2020年に生まれた、つる割病に強いでん粉原料用かんしょ新品種。実はコナイシンは繊維質が固く、ヘタすれば機械が壊れてしまうほどだとか。仕込みに3倍の手間がかかるため、焼酎の原料としては向かない品種と言われているところ、若潮酒造ではコナイシンを使用した商品開発にチャレンジしてきたということです。焼酎に使われるさつまいもって、スーパーなどできかない名前なので斬新ですよね~。

 「NANAIRO-七色-」は数量限定発売中。値段はちょっとお高いと感じるかもしれませんが、ホームパーティーなどへ持ち寄ると見た目がキレイなので華やぐはずです(実際、私も友人の集まりに持ち寄ったら、人気が出てあっという間にみんなで飲みきってしまいました……)。
 

【商品詳細】
商品名:「NANAIRO-七色-」
品目:スピリッツ
内容量:500ml
アルコール分:30%
原材料名:本格焼酎(国内製造)/ムラサキイモ色素
価格:4400円
販売者:LINK SPIRITS
製造所:若潮酒造

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ナベコ

酒好きライター、編集者。酒活動しています。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に参戦するなど。ホットカーペットが気持ちよすぎて床で寝おちして朝陽で気が付く日々。せっかく年始におろしたパジャマを着ないと……。
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