Datadog Japanは5月24日、Microsoft AzureとのインテグレーションなどのAzure関連新機能を発表した。
Microsoft Buildイベントにて発表された新機能で、Azure OpenAI Service、Azure Arc、Cloudcraft for Azure、Cloud Cost Management for Azureのサポートを含む。
DatadogのプラットフォームでのAzure Arcのサポートに加え、CloudcraftやCloud Cost Managementを追加したことにより、Azureユーザー企業がクラウドに移行し、コストを管理し、AIモデルをモニタリングできるようにするオブザーバビリティーパートナーとして支援。
Datadogの主なAzure関連新機能は以下のとおり。
・Azure Arcのサポート
ユーザー企業はDatadogのプラットフォーム内でタグなどの重要なメタデータを利用して移行前のパフォーマンスをベースライン化し、移行後にはAzure Arc接続のステータスをモニタリング
・Cloudcraft by Datadog
Cloudcraftのサポートにより、Azureユーザー企業は組織全体におけるアーキテクチャー関連のベストプラクティスを設計し、クラウドアーキテクチャー構成をリアルタイムで設計可能になる。Cloudcraftのドラッグ&ドロップ式ダイアグラムデザイナー、ライブ環境 スキャナー、自動バジェットジェネレーターは、各部門が行なうクラウドアーキテクチャーの把握やプランニング、設計を省力化
・Cloud Cost Management for Azure
Cloud Cost Managementのサポートにより、アプリケーションチームはパフォーマンスとコストをひとつのダッシュボード上に並べて把握できるようになり、パフォーマンスが最適化されると同時にリソースの浪費を最小化
・Azure OpenAI Serviceとのインテグレーション
Azure OpenAIとの新しいインテグレーションにより、Azure OpenAI Service関連のリクエストやレイテンシー、トークン消費を即時に理解し問題点を明確化。ユーザーはこれにより、ChatGPT関連を含む各種AIアプリケーションのコスト最適化、課題の洗い出しと解決、パフォーマンスのモニタリングを強化できる
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