TBSの宇内梨沙アナウンサーは5月23日、自身のYouTubeチャンネルから誤って一部のゲーム動画投稿者に権利侵害の申し立てがなされていた件について報告、謝罪した。
問題の動画は5月17日に配信された「SEKIRO生配信#13」。宇内アナウンサーと制作スタッフによると、生配信の終了後に制作スタッフが動画のタイトル等を変更する際、誤ってContent IDの設定を有効にしてしまったという。
Content IDは、YouTube上に公開したコンテンツの権利を主張する仕組みの1つ。権利者がアップロードした動画のContent IDを有効にすると、YouTube上にある同じ映像や音声を使った動画に対して、動画を非公開化したり、権利者が収益を得られるよう広告を付けるといったことが可能となる。
対象となる動画のピックアップやアップロード者への申し立ては、システムが自動で実施。
申し立ての前に動画が収益化されていた場合、アップロード者は一時的または恒久的に当該動画の収益を得られなくなる。
今回のケースでは、宇内アナウンサーの動画に市販のゲーム映像が含まれていたため、YouTubeのシステムがゲーム映像部分も宇内アナウンサーの著作物であると誤判断。結果、他のユーザーが公開した同じゲームのプレイ動画に対して、誤って申し立てがなされたとみられる。
宇内アナウンサー側は、Content IDの設定を無効化するため対応中としているが、5月23日15時現在、今後の具体的な対応については発表されていない。
この度は、メーカーのフロムソフトウェアはじめ、動画投稿者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしてしまい誠に申し訳ありません。
— 宇内梨沙 TBSアナウンサー (@risaunai_tbs) May 23, 2023
サムネイルやタイトルなどを変更する上で、誤ってコンテンツIDについても変更してしまったということでした。現在、対応しています。重ねてお詫び申し上げます。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります