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新幹線のぞみでスマートグラスの「Nreal Air」を体験したら快適さに驚いた!

2023年05月18日 10時00分更新

 日本Nrealは5月16日、東京発新大阪行きの新幹線「のぞみ225号」の車両(15・16号車)を貸し切り、同社のウェアラブルデバイス「Nreal Air」の体験会を行なった。なお、Nreal AirはAmazon.co.jpの公式ストアで4万5980円で販売中

新幹線「のぞみ225」で「Nreal Air」の体験会を開催

プレゼンも新幹線車内で行なわれた

車内広告なども「Nreal Air」の写真に

シートのヘッドレストカバーも「Nreal」のロゴがあしらわれた

 体験会では、日本Nrealの呂 正民社長のプレゼンも行なわれ、2022年は10万個近くの出荷量となり、世界のXR市場においてNrealがAR分野でトップブランドに成長していると説明。2位のMicrosoft以下4位までの出荷数をあわせても、Nrealには届かないほどとなっている。

日本Nreal 呂 正民社長

AR分野では世界トップのブランドに成長

 また呂社長は、今回新幹線での体験会を開催した狙いについて「Nreal Airは、いつでもどこでも使えるスマートスクリーンとなっている。移動の時にNreal Airを使えば、スマートフォンやタブレットよりも大きな画面でコンテンツが楽しめる」と話しており、移動中のディスプレーとして製品をアピールしていきたいようだ。

囲み取材に受け答えする呂社長

 実際にAndroidスマートフォンを接続して、新幹線の車内で試してみたが、これが思った以上に快適。眼前に130インチ相当の画面が広がり、コンテンツが楽しめるので、移動中も快適にすごせるだろう。

体験用に車内で貸し出された「Nreal Air」

自前のAQUOS R7と接続してYouTubeを視聴

イメージとしてはこれくらいの大きさで映像が映し出されていた

 またサングラスタイプなので、映像を流しながらほかの作業ができるのも便利。新幹線の車内販売や飛行機の機内食サービスが回ってきても、テーブルにスマートフォンやタブレットを置く必要がないので、食事などもそのまま置いて食べられる。どこか航空会社が有料で貸し出しサービスを提供すれば借りてしまうかも、と思ったほどだ。

 そのほか、「任天堂のSwitchとの接続」「MacBookとの接続」のほか、WindowsのPCと連携させて、3画面のマルチスクリーンとして表示する「Nebula for Windows」と、両手で掴んでタイピング操作を行なう「GrabShell」との組み合わせと、4つの体験ブースを設置してデモをしていた。

Switchと接続

MacBookと接続して外部ディスプレーとして使用するデモ

「Nebula for Windows」でのマルチスクリーンのデモ

「GrabShell」との連携も体験できた

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