ゲームメーカーにはどんなお仕事があるのか? そんな疑問をメーカーに直撃するインタビューを実施。
第5弾となる今回は、スマートフォンを中心にゲームを展開している株式会社コロプラより、『東京カジノプロジェクト』や『白猫テニス』をはじめ新規タイトルの開発にも携わる、福重潤哉氏にお話しをうかがった。
LIVE事業推進室 STAR STUDIOS室長 兼 リードクリエイター
福重潤哉(フクシゲジュンヤ)氏
――所属部署の仕事内容や今まで関わった作品などについて教えてください。
福重氏:2015年に『東京カジノプロジェクト』の開発ディレクター、2016年に『白猫テニス』のプロデューサー/開発ディレクター、2017年に『プロ野球バーサス』の開発ディレクター、2021年に『ユージェネライブ』の開発総合プロデューサーをそれぞれ担当しました。
――現在の仕事についたきっかけや動機などをお教えください。
福重氏:VFXアーティストとして映画、CM、3DCGアニメなどを制作していましたが7、8年経った頃、映像のCG技術をほかでも活かせないかと思いゲーム業界を選びました。
その頃は少しずつ3DやUnityがスマホゲームに使われ始めたばかりで、情報も技術も乏しい3DCG黎明期でした。その後、ゲーム全体のディレクションもするようになり今に至ります。
――仕事のやりがい、こだわり、気をつけている点などをお教えください。
福重氏:常々起こる課題と対峙し、解決に近づくための思考実験のような毎日がやりがいでしょうか。以前、世阿弥の「我見、離見、離見の見」という言葉がエンタメ全般に通づる真理だと思い感銘を受けました。
こだわりというほどではありませんが、世阿弥の言う視点だけでなく経験を通しても、よりよいクリエティブを目指せるよう心掛けています。
――お休みの日の趣味やハマっていること、続けていることなどをお教えください。
福重氏:休日は愛犬と過ごすか、映画鑑賞、ドライブなどが多いです。定期的なジム通いは、かれこれ5年続けています。あとは毎日コーヒーを飲むことを日課にしています。
――ジャンル問わず、あなた独自のベスト3を教えてください。
福重氏:学生の頃ハマったドラマのベスト3を挙げたいと思います。ベスト1は、海外ドラマの「X-ファイル」です。至高のエンタメ、オカルトの世界に導いてくれました。
2位は「池袋ウエストゲートパーク」です。それまでの日本のドラマにない新鮮さ、斬新さがあり、あらためて映像に興味を持つきっかけになりました。
3位は「古畑任三郎」です。当時、小学生の自分は倒叙物を知らなかったので毎週夢中で観ていました。
思い返すとすべてのドラマがキャラクター造形とBGMが素晴らしく、魅力的だったと思います。
――ゲームファンのみなさんにメッセージをお願いいたします。
福重氏:現在開発中の新作がリリースされた際には、アスキーさんで大々的にご紹介していただけるよう精進したいと思います! がんばります!
東京カジノプロジェクト プロモーションムービー
【白猫テニス】ありがとう!! 利用者700万人突破記念 PV
【プロ野球バーサス】~全国対戦プロ野球 開幕~ PV
『ユージェネ』オープニングムービー
©COLOPL, Inc.
一般社団法人日本野球機構承認
日本プロ野球名球会公認
日本プロ野球OBクラブ公認
©SAMURAI JAPAN
データ提供:Japan Baseball Data
©COLOPL, Inc. STAR STUDIOS
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