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【紛失防止 比較】アップル純正のAirTagと安価なEufy Security SmartTrack、お勧めはどっち?

左からAnkerのEufyブランド「SmartTrack Card」、「Eufy Security SmartTrack Link」、そしてアップルのAirTag

 「すべてのものの紛失を防げる!」と発売時に話題になったAirTag。みなさんはお使いだろうか? AirTagは1個4780円と少々高価。対して、後にバッテリーや充電アダプターで知られるAnkerから発売された「Eufy Security SmartTrack」シリーズ(以降、Security SmartTrack)は、ほぼ同等の機能を持ちながら、価格はよりお手頃な2990円~だ。ポーチ、バッグ、財布、スーツケース、自家用車など、身の回りの多くのものにAirTagやSecurity SmartTrackを入れて活用している筆者が解説する。

 なお、「探す」アプリはiOS 14.5以降のiPhone/iPadに対応しており、撮影はiOS 16.4.1搭載のiPhone 14 Proでしている。

「探す」アプリの3つのタブ

 アップルの「探す(Find My)」機能が大変便利で、筆者は全面的に使いまくっている。みなさんはこの機能の詳細をご存知だろうか?

 そもそも、これらの機能は「iPhoneを探す(Find My iPhone)」として2010年にiOS 4.2、Mac OS X 10.7.2 Lionから使用できるようになった。当時はiPhoneの位置をMacから確認できる機能としてお目見えした。この機能は現在では「探す」アプリの「デバイスを探す」タブとして、同じiCloudアカウントのiPhone、Mac、iPad、Apple Watch、AirPodsなどの位置を表示できるように進化している。

家族と位置情報を共有していると、なんとなく安心だ

 また、「人を探す」タブでは、位置情報を共有することができる。ファミリー共有で「位置情報を設定」しておけば、常に家族に位置を伝えることもできる。筆者は家族4人と位置情報を共有している。「それは困る」という人も多いようだが、待ち合わせている時に「ああ、まだ学校から出られていないな」などと把握できるので、便利なことの方が多い(いざとなれば、共有を切ることもできる)。

 そして「持ち物を探す」タブで使えるのがAirTagだ。従来、自分のiPhoneやMac、家族の位置などが把握できたのに加え、これでバッグなどの荷物の位置も把握できるようになった。

Eufy Security SmartTrack Card(左上)、同Link(左下)と、アップルのAirTag(右側)

 また、今回ご紹介するEufyのAirTagもこのアップルの「探す」機能に準拠してる。機能はほぼ同じだが、微妙に差違があるので、どちらを買うかの判断材料として、詳細に解説しておこう。

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