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FIXER、伊賀市とChatGPTを活用したAI行政サービス実証事業に関する連携協定

2023年04月28日 11時50分更新

 FIXERは4月27日、三重県伊賀市と「ChatGPTを活用したAI行政サービス実証事業に関する連携協定書」の締結を合意したことを発表した。

 同社は2015年から三重県に事業所を展開し、三重県内の自治体にクラウド・AIを活用したデジタル・トランスフォーメーションを提案し、新たなサービスの開発や人材育成などに取り組んできた。新たな連結協定は、FIXERと伊賀市がChatGPTを活用した行政サービスの高度化に共同して取り組み、同市の市民サービスの向上を目指すもの。

 具体的には以下のような取り組みが実施できるよう支援を行なう。

・市民向け行政サービス窓口:ウェブサイト上のチャットで文字・音声による質問を受け付け、それに文字・音声で回答することで、窓口対応品質を向上。

・市職員向けナレッジベース: 過去の市議会や庁内会議における資料・議事録を学習した情報検索エージェントを活用し、市役所職員の業務効率化を支援。

 市民向けの行政サービスとしてのChatGPTの実証実験の発表は全国の自治体として初としている。連携協定締結式は5月9日に伊賀市役所において開催。連携協定締結式では両者が協定書への署名を行ない、今後の取り組みに関する記者会見を実施する予定。

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