週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

坂本龍一氏が音響監修した特別な映画館

合計3画面のワイドビュー、ScreenX導入の109シネマズプレミアム新宿が4月14日にオープン

2023年04月12日 13時00分更新

坂本龍一氏の想いが反映された劇場

 こうした109シネマズプレミアム新宿の企画には、音楽家の坂本龍一氏が深く協力した点にも注目だ。ラウンジで流れる館内BGM(109 Sinjuku - Lounge)、約5秒間の開場チャイム(109 Shinjuku - Chime)、本編前に流れる約30秒の動画で使われる音楽(109 Shinjuku - Clarifier)は坂本龍一さんが作曲した。また、音響設備のSAION-SR EDITIONの監修を行ったほか、フィルム上映ができるシアターの設置についても坂本龍一さんの意見を反映したものだという。

POST CREDITに置かれている音響監修に関する説明の展示。

 こうした経緯を踏まえながら、109シネマズプレミアム新宿では、4/21と4/22に「Ryuichi Sakamaoto Premium Collection All Night」として、坂本龍一氏が音楽制作を担当した映画やライブ映像を上映するイベントを実施。さらに5月18日までは、「戦場のメリークリスマス」「シェルタリング・スカイ」「天命の城」といった映画作品、「坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK:async」のほか「Ryuichi Skamoto: Playing the Piano 2022+」などのライブ映像を上映する。Ryuichi Skamoto: Playing the Piano 2022+は、昨年12月に世界配信した映像にボーナストラックを加えた特別版となっている。

POST CREDITにあった坂本龍一さんをフィーチャーした展示

ラウンジで流れるBGMは坂本龍一さんが担当しているが、使用しているスピーカーも豪華で音質へのこだわりが感じられる。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります