プライム・ストラテジーは4月3日、KUSANAGI Premium EditionでさまざまなアプリとChatGPTを効率的に連携するChatGPT Backend(仮)の開発を開始し、AIによる全自動のウェブサイト最適化診断ツール「ONIMARU」とChatGPTを連携したと発表した。
ONIMARUは、同社が開発するウェブ高速化エンジンWEXAL Page Speed Technologyと戦略AI Davidが、全自動でウェブサイトの最適化シミュレーションを行なうウェブ最適化診断ツール。
従来、サイトの高速化や最適化を行なうためには、サーバーからアプリ、フロントエンドまでの広い知識と経験が必要だったが、ONIMARUの最適化シミュレーションを活用することで、簡単にGoogle PageSpeed Insightsのスコアの改善方法を確認することが可能になっている。
今回のChatGPT Backend(仮)は、KUSANAGI Premium Editonに従来からある仕組みを応用して、クラウドサービスやアプリをつなげてさまざまなタスクを実行できる機能となる。
ONIMARUで性能などを検証し、同社メディア記事の要約作成と要約の自動ツイート、マネージドサービスのユーザー向けのレポートなどに適用し、KUSANAGI Cloud等の社内のハイパーオートメーションに組み入れ、自動化と効率化を推進する予定だという。
また今後は、KUSANAGI Premium Editionへの搭載も検討しており、ChatGPTのAPI利用料以外のChatGPT Backend(仮)は追加料金なしで利用できる予定としている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります