キヤノンは3月23日、読売新聞東京本社および日本テレビ放送網(日本テレビ)とともに東京ドームにボリュメトリックビデオシステムを設置したと発表した。
キヤノンが開発したボリュメトリックビデオシステムの導入により、バッティングや走塁、華麗な守備連携など、あらゆるシーンのリプレイ映像を360度自由なカメラワークで制作することが可能となる。通常のカメラでは撮影できない視点の映像を視聴者に届けることで、より分かりやすく、より楽しい野球中継の実現を目指すという。
3月31日にシーズンが開幕する今季の東京ドームで開催される読売ジャイアンツのホーム戦全試合を対象に、ボリュメトリックビデオシステムによる撮影を行ない、リプレイ・ハイライト映像としてテレビ中継などに活用する。
また、シーズン開幕に先立ち、3月26日に開催されるプロ野球オープン戦の最終戦「読売ジャイアンツvs楽天ゴールデンイーグルス」にて、ボリュメトリックビデオシステムを活用したリプレイ・ハイライト映像の制作および放送を行なう予定。
※2023年シーズンのジャイアンツホーム戦の放送日程は日本テレビ公式ウェブサイトを確認のこと。
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