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360度自在なカメラワークのリプレイが可能 キヤノンが東京ドームにボリュメトリックビデオシステムを納入

2023年03月23日 17時30分更新

ボリュメトリックビデオ技術であらゆる位置・角度からのリプレイ映像を提供可能(写真は2022年シーズンの試合で実施した撮影の様子)

 キヤノンは3月23日、読売新聞東京本社および日本テレビ放送網(日本テレビ)とともに東京ドームにボリュメトリックビデオシステムを設置したと発表した。

 キヤノンが開発したボリュメトリックビデオシステムの導入により、バッティングや走塁、華麗な守備連携など、あらゆるシーンのリプレイ映像を360度自由なカメラワークで制作することが可能となる。通常のカメラでは撮影できない視点の映像を視聴者に届けることで、より分かりやすく、より楽しい野球中継の実現を目指すという。

 3月31日にシーズンが開幕する今季の東京ドームで開催される読売ジャイアンツのホーム戦全試合を対象に、ボリュメトリックビデオシステムによる撮影を行ない、リプレイ・ハイライト映像としてテレビ中継などに活用する。

コントローラーを駆使して360度自由なカメラワークで制作可能

 また、シーズン開幕に先立ち、3月26日に開催されるプロ野球オープン戦の最終戦「読売ジャイアンツvs楽天ゴールデンイーグルス」にて、ボリュメトリックビデオシステムを活用したリプレイ・ハイライト映像の制作および放送を行なう予定。

※2023年シーズンのジャイアンツホーム戦の放送日程は日本テレビ公式ウェブサイトを確認のこと。

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