マイクロソフトは3月14日、検索エンジン「Bing」の会話型AIで使われている大規模言語モデルが、OpenAIの最新モデル「GPT-4」ベースであることを明かした。
実は5週間前からGPT-4ベースだった
GPT-4は同日OpenAIが公開した最新の大規模言語モデル。これまでの「GPT-3」より推論能力に優れ、作曲をしたり、画像の入力にも対応する。
Bingの会話型AIでは5週間からGPT-4の初期バージョンを導入していたが、今後は正式版を検索用にカスタマイズしたバージョンへ置き換わるという。
また、マイクロソフト副社長のユスフ・メディ氏のツイートによると、Bingの会話型AIに課されていた利用回数の制限も緩和される。新しい制限回数は1回の会話のターン数(AIとユーザーのやり取りの往復)が15回、1日あたりの会話は150回だ。
Two updates: Bing Chat limits moving to 15 /150.
— Yusuf Mehdi (@yusuf_i_mehdi) March 13, 2023
Testing an optimization on “Balanced” mode to significantly improve perf resulting in shorter, quicker responses. Precise & Creative modes remain unchanged providing a diversity of experiences.
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Bingの会話型AI機能は現在先行体験ユーザー限定で提供されている。ウェイティングリストに登録すると、準備が出来次第、会話型AI機能を使えるようになる。
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