週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

KDDI髙橋社長、楽天スペースモバイル計画に疑問符

2023年03月13日 09時00分更新

 KDDIは3月7日、メタバースやNFT市場、暗号資産管理などのサービスを提供するプラットフォーム「αU」(アルファユー)を発表した。

 メタバースを中心にWeb3の領域を全方位で取り組んでいくKDDIの意気込みが感じられる発表であった。

 KDDIの髙橋誠社長は「メタバースでワクワクしないといけないと思っている。αUは結構、面白いと思う。(NTTドコモの)コノキューとは違う取り組みではないか」と胸を張る。単にメタバース空間の提供だけでなく、NFTやライブ配信、暗号資産などをまとめて提供するプラットフォームとなっている点が大きく違うようだ。

 髙橋社長は「かつて、ケータイ向けコンテンツ企業が集まるイベントを実施していたが、メタバースもそういった感じにしたい。メタバースは人が集まらないと話にならない。それには我々だけが頑張っても仕方ない。メタバースに参加してもらう人、プレイヤーが集まるように仕掛けていきたい」と抱負を語る。

 髙橋社長といえば、3Gケータイのころ、コンテンツサービスである「EZweb」成功の立役者として知られる存在だ。大量のコンテンツをキャリアだけが作るのは限界がある。メタバースが成功するにはいかにコンテンツが集まりやすいプラットフォームを作るかがカギとなる。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事