横浜市中区伊勢佐木町の「カトレヤプラザ伊勢佐木」は、3月に2012年の開業以来初の大型リニューアルを実施する。3月に新規店舗4店舗を含む18店舗をオープンし、全19店舗開業のグランドオープンは4月28日を予定している。
カトレヤプラザ伊勢佐木は、2020年9月1日に大丸松坂屋百貨店不動産事業部からパルコに移管された施設であり、パルコとしては横浜エリアの施設において初の大型リニューアルとなる。
本施設は、2008年に閉店した「横浜松坂屋」からリモデルし、“地域密着型のライフセンター”をコンセプトに商業施設「カトレヤプラザ伊勢佐木」として2012年2月に開業。古くは「野澤屋」「ノザワ松坂屋」、そして「横浜松坂屋」と変遷を辿り、100年以上に渡って伊勢佐木町と共に歩んできた。
イセザキモールに面したアール・デコ調の特徴的な外観は、2004年に横浜市歴史的建造物に認定された「旧横浜松坂屋本館」の外観意匠を再現しており、館内においても当時のフロア表示などアール・デコ調の装飾意匠の一部を移設もしくは再現し、その歴史を承継している。
3月のリニューアルでは、食品専門店をクオリティー&バラエティーの両面において更に強化。新鮮イセザキ市場内には老舗専門店「九州屋」「魚喜」「肉処大久保」に加え、横浜ゆかりの専門店「元町ユニオン」を新たに導入する。また、イセザキモール側からのアプローチを可能にしたカフェスペース併設の新規店舗「ポンパドウル」や新規店舗「サーティワンアイスクリーム」により、モール側に賑わいを創出する。
人々が集える「場」としての存在になることをコンセプトとした2階・3階には、旧店舗「ダイソーふるる」から更なる品揃え強化のもと面積を拡大した「DAISO」、ストレッチ専門店である新規店舗「Dr.stretch」も登場する。また、新規店舗「LATTEST GREEN」を導入し、現代版「砂場」の提供や植栽(グリーン)の販売等、屋上スペースの環境整備と併せ、新たなタイプのサードプレイスを提案する。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
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