ノキアは2月26日(現地時間)、ロゴデザインをおよそ60年ぶりにリニューアルしたことを公表した。
より現代的でデジタルなデザインに変更
新しいロゴは、旧ロゴの特徴であったイエールブルー(YALE BLUE)と呼ばれる青色を捨て、状況に応じて適用するいくつかのパターンが用意されている。
This is Nokia, but not as the world has seen us before. Our new brand signals who Nokia is today. We’re unleashing the exponential potential of networks and their power to help reshape the way we all live and work. https://t.co/lbKLfaL2OI#NewNokiapic.twitter.com/VAgVo8p6nG
— Nokia #MWC23 (@nokia) February 26, 2023
ノキア CEOペッカ・ルンドマルク氏は「以前のロゴの伝統を踏まえつつ、デジタル・トランスフォーメーションのパイオニアとして新たなエネルギーとコミットメントを持つ、現在のノキアを表現している」とブログで述べている。
現在のノキアのメイン事業はワールドワイドでシェア2位となっている携帯電話の通信設備であり、近年はエンタープライズ向けプライベート5Gネットワークの構築事業も好調だ。「ノキアと言えば携帯電話」というイメージからの脱却もロゴリニューアルの理由の一つだろう。
実際、2014年にマイクロソフトにデバイス&サービス部門を売却して以来、電話事業はノキアからは完全に離れており、現在はノキアの元幹部で構成されるHMD Globalが、スマートフォンやタブレットでノキアブランドを使う権利を獲得し、それ以来独自の活動を続けている。
なお、HMD Globalは新ロゴ発表の前日に最新端末「G22」を発表しているが、そこには旧ノキアロゴが刻まれている。
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