夜景撮影機能がGood
自撮りで便利なユニークな機能も
背面には約5030万画素の広角カメラ(F値1.88)と、約810万画素の超広角カメラ(F値2.2)を搭載。AIがシーンを自動で認識し、設定を最適化してくれます。仕上がりとしては、目で見た景色をそのまま捉えている印象。また、新たにDual PD AF(すべての画素が左右の位相差を検知しフォーカスを合わせる)に対応した点も特徴。ピント合わせの素早さと正確さは実感することができました。
夜景撮影では、「夜景」「花火」「イルミ」の3つのシーンを認識できる模様。ただし、判定がなかなか厳しく、光量の多い場所では夜景と認識されない場合が多くありました。
自動認識ではなく夜景撮影を適用できる「Super Night Shot」もあります。このモードでは、全体的にかなり明るくなりますが、細部を白飛びさせず鮮明に捉えているのは好印象。手持ちモードと三脚モードを切り替えられるのもポイントです。
本機には「Photoshop Express」アプリが標準搭載されています。同アプリと連携したモードもあり、撮影後すぐにPhotoshop Expressアプリが起動→自動補正を行なうという操作ができます。Photoshop Expressアプリで写真を編集できるので、Googleフォトの編集機能と比較して、お気に入りのフィルターを見つけるのも楽しいかもしれません。
インカメラは約1240万画素(F値2.24)。インカメラ付近にエフェクトが表示され、自然と目線がカメラ付近に向くような機能がユニークです。ポートレート撮影も可能で背景のぼけ具合を調節できますが、上部にエフェクト、下部にスライダーが表示されると、画面が見づらくなってしまいます。上部のエフェクトは、シャッターボタンを押したあとに表示されれば使いづらさもないように思います。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう