ごきげんよう、ナベコです。みなさん、ビールはお好きでしょうか。晩酌を楽しみに生きているわたしは、ビールがない人生が想像できません。
サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」はちょっとリッチで“ご褒美ビール”と言えるのではないでしょうか。そんなプレモル(ザ・プレミアム・モルツ)は2003年に初登場して20周年を迎える今年、おいしさをアップデートします。
サントリーは2月28日より「ザ・プレミアム・モルツ」と「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」をリニューアル販売。中味とパッケージの両方を時代にあわせて刷新するとのことです。
「磨きダイヤモンド麦芽」を新たに使用
新しいザ・プレミアム・モルツはどう変わるのでしょうか?
まずはザ・プレミアム・モルツそもそもの特徴をおさらいしておきましょう。
ザ・プレミアム・モルツは、“華やかな香り”“深いコク”を特徴とするサントリーの代表的なピルスナービール。国内の一般的なビールと比べてみても香り立ちが華やかで特徴があるのは、ビールをよく飲まれる方はご存じだと思います。
原料にうまみ成分が豊富な「ダイヤモンド麦芽」を一部使用する、釜での煮出しを丹念に二度行う「ダブルデコクション製法」を採用するなど、サントリーの独自の原料、製法によりビールの旨みを引き出しています。
新しいプレモルは、麦芽を強化。ダイヤモンド麦芽の穀皮を除去した「磨きダイヤモンド麦芽」を新しく一部に使用することで、従来からの特徴である“華やかな香り”“深いコク”をより上質に、一層鮮やかに仕上げたということです。
原料の麦芽の皮を除去するとは、例えば、日本酒の原料のお米を削るといったイメージに近いかもしれないですね。
新旧を飲み比べてみると
たしかにちょっと違う!
はたして味に大きな変化はあるのでしょうか?
いち早く新旧を飲み比べてみました!
まず断っておくのは、そもそものプレモルが、みなさんご存じの通り素晴らしくおいしく、新プレモルもそこから大きく方向転換しているわけではありません。となると、ぼんやり飲んでしまうと、ぶっちゃけ新旧どちらもおいしい。ので、そこまで味が変わったとは気が付かないと思います。比べようと意識して飲むと、なるほど、やりたいことはこうか~、と違いに気がつくはず。
さて、新しいプレモル。甘い香りが従来より強い気がします。また、きめ細かい飲み口はそのままに、奥のほうに感じるビターなコクがやや増して、飲みごたえが増えたような。その上、スッキリした後味の抜けは新プレモルのほうが良くなったような感じがしました。
“華やかな香り”“深いコク”がアップ”……。なるほど!
ちなみに、なんとなくコクが増してカロリーが高くなったのではと勘繰りましたが、カロリーは変わらずでした。
より上質なビールになって、今まで以上にゆっくり味わって飲むシーンに向いた味になったのではないかなあと。勢いで流し込むのではなくて、おいしいご飯と一緒にくつろぎの時間ごと大切にいただくのが合っていると思います。
香るエールも変わる
また、「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」も変わります。なんとリニューアルした商品は「ザ・プレミアム・モルツ 〈ジャパニーズエール〉香るエール」に名前が変更。中味とパッケージだけではなく、商品名まで刷新されます。
ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エールは、独自の上面発酵酵母、醸造技術を駆使することで生み出した“フルーティな味わいと爽やかな香り”を特徴とするエールビール。
こちらもプレモル(ピルスナー)と同様に磨きダイヤモンド麦芽を新しく一部採用。豊かなコクはそのままに、“みずみずしい香り”をより一層鮮やかに仕上げたとのことです。
新製品ではより日本ならでのエールという価値を推しだすべく、新しくジャパニーズエールと商品名に加えています
新旧を飲み比べてみると、香るエールに関して言うと爽やかさがよりアップ。従来より甘みの特徴がやや控えめになって、みずみずしく爽快になった気がします。
・かたむけたくなる新デザイン
2月20日に開催された新CM発表会では、ザ・プレミアム・モルツの新“メッセンジャー”に就任した大泉洋さんが登壇。新しいザ・プレミアム・モルツは香りとコクが一層によくなっただけではなく、新デザインの缶は手に持つとつい傾けたくなる、などと魅力を語りました。
新しいプレモルは斜めに入る流線のラインが特徴です。店頭に並ぶのは2月28日の発売日以降。
新旧の違いが気になる人は、今のうちに従来のプレモルをゲットしておき、新プレモルが発売されたら一緒に飲んで比べてみてはどうでしょう!
ナベコ
酒好きライター、編集者。酒活動しています。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に参戦するなど。ホットカーペットが気持ちよすぎて床で寝おちして朝陽で気が付く日々。せっかく年始におろしたパジャマを着ないと……。
♪アスキーグルメでおいしい情報配信中♪
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります