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130年の歴史を紡いだエビスの新ビール「ニューオリジン」は“ビールの王道”を楽しませる

2023年02月24日 16時00分更新

写真右:ヱビス ニューオリジン、写真左:ヱビスビール

 サッポロビールはこれまで、「黒ラベル」や「麦とホップ」など、ビール好きそれぞれの趣に合わせてくれるかのように、苦味を推したもの、フルーティーな味わいなものといった多彩なビールを提供してきた。

 そして今回、「つくろう。驚きを、何度でも。」をテーマに掲げ、ヱビスから新ブランド「CREATIVE BREW」が誕生。その第一弾、2月21日発売の新ビール「ニューオリジン」を試飲してきたのでレポートをしよう。

 「これまでのビールの概念に捉われない、独創的なラインアップ」だというヱビスのCREATIVE BREWブランドだが、はたしてどこが独創的なのだろうか。サッポロビールによるとニューオリジンは、「旧来の知見と技術」に加え、「現代の設備」を駆使した製法で生み出されたビールだという。

 誕生から130年以上の歴史を遡り、1890年のヱビスビールに使用されていたポップ品種を解明。これまで紡いできた知見と技術を掛け合わせおよそ1500通りの手法から試行錯誤しニューオリジンは誕生したという。1890年の技術では引き出されなかった“高貴で洗練された苦味と香り”が楽しめるビールとのこと。

写真右:ヱビス ニューオリジン、写真左:ヱビスビール

 試飲会では、ヱビスの中でもオーソドックスな「ヱビスビール」と一緒にニューオリジンを提供してくれた。ぜひ飲み比べてみて新商品の特徴を掴んでほしいという。

 実際に飲み比べるとその違いが分かる。ニューオリジンは飲んだ瞬間、ヱビスビールよりもさらに甘みを感じて、とても飲みやすい。そして、グラスから口を離すと感じるホップの苦味と香りから、まさに“これぞビール!”という感想が自然と浮かんできた。

 なんでも「製法は独創的、味わいは王道」のビールなのだという。「テトナンガー」というホップ品種を使用しており、それがこれぞビール!という感想を引き出す苦味と香りを極立たせている。

写真右:サッポロビール 有友亮太氏、写真左:同社 沖井尊子氏

 さらに、ニューオリジンの開発を担当したサッポロビールの有友亮太氏は、「ぜひグラスに注いで楽しんでほしい」とコメントした。グラスに注ぐことで炭酸や苦味が少し和らいだ状態になり、さらに楽しめる味わいになるのだとか。

 パッケージはブルーを基調にして、シンプルで高級感を演出したデザイン。缶に綴られている文字には、開発段階に漁った昔の手書き文献の文章を採用しており、お洒落に仕上げている。裏面には有友氏のサインが綴られているが、この缶に載せるために何度も書き直したようで、これもちょっとした見どころ。

 CREATIVE BREWの第一弾「ヱビス ニューオリジン」は9月頃まで販売中で、3月14日から瓶・樽での販売も開始し、飲食店でも楽しめるようになる。

 また、サッポロビールでは、飲むだけにあらず「体験を作る」ことにも力を入れている。日本のビール史を紐解く空間プロデュース「ビール記念館」や、新しい飲み方を提案するイベントを展開。3月14日〜4月23日の期間には、ニューオリジンを含めた「ヱビスビールに合う逸品グランプリ」を開催し、ヱビスビールに合わせた料理人こだわりの逸品を提供するとのこと。

 世界で一番美味しくヱビスビールが飲める恵比寿の街で、新たに誕生したニューオリジンのお供を探してみてはいかがだろうか。

■ヱビス ニューオリジン
発売日:350ml缶 2月21日/500ml瓶・20L樽 3月14日

■ヱビスビールに合う逸品グランプリ
期間:3月14日〜4月23日
公式サイト:https://ebisu-gp.com/2023

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