週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

130年の歴史を紡いだエビスの新ビール「ニューオリジン」は“ビールの王道”を楽しませる

2023年02月24日 16時00分更新

写真右:ヱビス ニューオリジン、写真左:ヱビスビール

 サッポロビールはこれまで、「黒ラベル」や「麦とホップ」など、ビール好きそれぞれの趣に合わせてくれるかのように、苦味を推したもの、フルーティーな味わいなものといった多彩なビールを提供してきた。

 そして今回、「つくろう。驚きを、何度でも。」をテーマに掲げ、ヱビスから新ブランド「CREATIVE BREW」が誕生。その第一弾、2月21日発売の新ビール「ニューオリジン」を試飲してきたのでレポートをしよう。

 「これまでのビールの概念に捉われない、独創的なラインアップ」だというヱビスのCREATIVE BREWブランドだが、はたしてどこが独創的なのだろうか。サッポロビールによるとニューオリジンは、「旧来の知見と技術」に加え、「現代の設備」を駆使した製法で生み出されたビールだという。

 誕生から130年以上の歴史を遡り、1890年のヱビスビールに使用されていたポップ品種を解明。これまで紡いできた知見と技術を掛け合わせおよそ1500通りの手法から試行錯誤しニューオリジンは誕生したという。1890年の技術では引き出されなかった“高貴で洗練された苦味と香り”が楽しめるビールとのこと。

写真右:ヱビス ニューオリジン、写真左:ヱビスビール

 試飲会では、ヱビスの中でもオーソドックスな「ヱビスビール」と一緒にニューオリジンを提供してくれた。ぜひ飲み比べてみて新商品の特徴を掴んでほしいという。

 実際に飲み比べるとその違いが分かる。ニューオリジンは飲んだ瞬間、ヱビスビールよりもさらに甘みを感じて、とても飲みやすい。そして、グラスから口を離すと感じるホップの苦味と香りから、まさに“これぞビール!”という感想が自然と浮かんできた。

 なんでも「製法は独創的、味わいは王道」のビールなのだという。「テトナンガー」というホップ品種を使用しており、それがこれぞビール!という感想を引き出す苦味と香りを極立たせている。

写真右:サッポロビール 有友亮太氏、写真左:同社 沖井尊子氏

 さらに、ニューオリジンの開発を担当したサッポロビールの有友亮太氏は、「ぜひグラスに注いで楽しんでほしい」とコメントした。グラスに注ぐことで炭酸や苦味が少し和らいだ状態になり、さらに楽しめる味わいになるのだとか。

 パッケージはブルーを基調にして、シンプルで高級感を演出したデザイン。缶に綴られている文字には、開発段階に漁った昔の手書き文献の文章を採用しており、お洒落に仕上げている。裏面には有友氏のサインが綴られているが、この缶に載せるために何度も書き直したようで、これもちょっとした見どころ。

 CREATIVE BREWの第一弾「ヱビス ニューオリジン」は9月頃まで販売中で、3月14日から瓶・樽での販売も開始し、飲食店でも楽しめるようになる。

 また、サッポロビールでは、飲むだけにあらず「体験を作る」ことにも力を入れている。日本のビール史を紐解く空間プロデュース「ビール記念館」や、新しい飲み方を提案するイベントを展開。3月14日〜4月23日の期間には、ニューオリジンを含めた「ヱビスビールに合う逸品グランプリ」を開催し、ヱビスビールに合わせた料理人こだわりの逸品を提供するとのこと。

 世界で一番美味しくヱビスビールが飲める恵比寿の街で、新たに誕生したニューオリジンのお供を探してみてはいかがだろうか。

■ヱビス ニューオリジン
発売日:350ml缶 2月21日/500ml瓶・20L樽 3月14日

■ヱビスビールに合う逸品グランプリ
期間:3月14日〜4月23日
公式サイト:https://ebisu-gp.com/2023

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります