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ユーザーの声を受けて大幅改良されたダイハツ「ムーヴ キャンバス」を長期レビュー

ムーヴ キャンバスのオススメポイント その3
初代から大幅に向上した使い勝手

 車内は白を基調としていて、明るく開放感があります。また初代と比べて、使い勝手がかなりアップしていました。

ナビ上には、マスクを収納しておけるスペースがあります

 運転席&助手席のドリンクホルダーには、ペットボトルを置くことは可能ですが、紙パックは置けません。ただ、なんと! なんと!! 暖かい飲み物が冷めないように、上の画像のボタンを押すとドリンクホルダーが暖かくなるんです。これは良い!

ちなみに、センターコンソール下部分の収納には、ギリギリ紙パックが入ります

USBソケットも付いていますが、ワイヤレス充電器Qiがあるので出番は少なそうです。私のスマホはQiに対応していませんでしたが、そういう人にいいかもしれません

助手席前には、小物を置ける机があります

後席下には、MAX5kgまで置ける引き出しがあります。ここにスーパーの荷物などを置けば、カーブで倒れて食材が出るということもありません

助手席後には、MAX3kgの荷重に耐えられるフックが◎

両サイドドア部分には、ドリンクホルダーが設置してあります

ムーヴ キャンバスのオススメポイント その4
座り心地のいいシートと積載性能

 シートは柔らかめで、座り心地は最高でした。スウェード柄なので、大人可愛くてキュンとしてしまいます。

座面を1番下まで下げた状態にして158cmの私が座ると、ヘッドクリアランスはこぶし3.2個分。1番上まで上げるとこぶし2個分のスペースがあります

それでは続きまして後席です。前席を1番後ろに下げると、膝から前席までの距離はこぶし2.5個分。1番前に出すとこぶし6個分。ヘッドクリアランスはこぶし2個分とやや狭めです

 次は荷室をチェックしていきます。後席を1番前まで出すと下の写真のようになります。

足を伸ばして座ることができるし、スーツケースも楽々で積めます。ちなみに、荷室の板を剥がすと、靴などを収納できるスペースもあります

後席を倒すとこんな感じ。寝れはしないけど……、寝転べはします(笑)

 床面はフルフラットにはならず、ボコボコしているので、荷物を積む時に積みにくいというのはありました。また、絨毯生地なので、汚れが付くと拭き取りが大変そうです

後席を1番後ろまで下げて、前席をリクライニングさせると車内を広々使えます。ただ、フルフラットにはならず、ボコボコしているので寝るとなると……という感じでした

ムーヴ キャンバスのオススメポイント その5
街中ならNAモデルでも快適な走行性能

 走行性能で1番注目したいのは、ターボモデルがラインアップに加わったところ! もともとは、街中を走るためのクルマというのがコンセプトだったため、今までターボモデルがなかったんです……。ただ、ユーザーにアンケートをとったところ、ターボが欲しいという声が多かったため満を持して登場したのだとか。

しかし、ターボをお借りすることができなかったため、今回はNAモデルでレビューをしています

 ゆっくり発進と停止&ロールも緩やかで、運転しやすかったです。ボンネットが短いので、車両感覚が掴みやすい&運転席からボンネットの両端が見えるので、駐車するときに助かりました。

 今回は新型ムーヴ キャンバスの長期レビューをお届けしました! この記事では最低限押さえておきたいポイントを、動画では重箱の隅をつつくように詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、よろしければご覧ください。

筆者紹介:矢田部明子

 中学生の頃、クルマのメカニズムに興味を持ち工業高等専門学校に入学。専門的な知識を学んできました。もちろん、クルマに乗るのも大好きで「ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついでいます。最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!

 クルマのメンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

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