15インチのゲーミングノートが
ラクラク置けるスペース
さて、実際にクルマの中でテレワークをしてみましょう。デスクボードの大きさは幅865×奥行400mmと、かなり広々。15インチのノートPCを持ち込んでみると、実に広々で、ビジネスはもちろんのこと、マウスを大きく動かすFPSゲームも余裕で対応できそうです。さらにうれしいのは袖机があること。ここに書類やポータブル電源を置くことができますから、実に便利! ちなみに耐荷重は各テーブル5kgとなっています。
最初はN-BOXで試したのですが、せっかくなのでほかのクルマにも取り付けてみましょう。まずはSTEPWGNの7人乗りキャプテンシート車の2列目シートに挑戦。「2列目シートがキャプテンシート(独立タイプ)の場合、カーメーカーのシート仕様によってはアームレストやそのほかの装備などと干渉し、装着できない場合があります。ご自身の車両シートの構造を確認して購入してください」とのことでしたが、STEPWGNの場合、シートが横に動くため取り付け可能! しかも、SPADAならオットマンもついてきますので、実に快適なテレワーク環境を構築できます。
さらにSTEPWGNならオプションでAC100V(100W)までのコンセントを取り付けることができます。エンジンをかけておく必要がありますが、大抵のPCなら給電可能です。テレワーク用オフィスとしてSTEPWGNの導入、実にアリな選択肢です!
では、コンパクトカーではどうか? ということで「カーテレワークデスク」をFITに取り付けてみました。さすがにクルマが小さいので、それなりになってしまいますが、それでも十分な作業スペースが生まれます。ただ、乗降時の事を考えると、前列シートを思いっきり前に出しておいた方がよいでしょう。
もちろん最新SUVであるZR-Vでもバッチリ対応! こちらもFITの時と同じように、前列シートを前に倒したほうがいいでしょう。天井高があるので、FITの時よりも広さがありますね。ちなみに、ZR-Vは少し工夫すると車中泊ができるクルマだったりします。その事はいずれ別記事で触れようと思います。
カーテレワークデスクですが、使わない時は別売りの収納バッグ「CAB-WORKトート」(7480円)に入れれば、簡単に持ち運びできます。なお、装着した状態での運転は危ないので避けた方がいいでしょう。
車の中を快適なオフィスに早変わりさせるカーテレワークデスク。乗降性も考えられていますし、とても魅力的な商品ではありませんか! 組み立ては5分もあればできますので、急なテレビ会議があっても、余裕で対応できるでしょう。
では最後に、実際に組み立てて使ってみた感想を、唯さんに聞いてみましょう。「これはイイですね。クルマのフロントシートの背もたれについているテーブルよりもしっかりしていますし、組み立ても比較的ラクです。使っているうちに、新幹線のグリーン車とかを思い出して、無償にハンバーガーとか駅弁が食べたくなってきました(笑)」。実はこの取材、お昼抜きでしていました……ホント、スミマセン。
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