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バッファロー、インテルXeon Dプロセッサーにより高速化した大容量ラックマウントモデル「TS71210RHシリーズ」発売

2023年02月08日 19時00分更新

 バッファローは法人向けNAS「テラステーション」において、インテルXeon Dプロセッサー搭載により高速化を追求した、12ドライブラックマウントモデル「TS71210RHシリーズ」を3月上旬より順次販売開始する。価格は12ドライブプリインストールモデルが157万3000円から、4ドライブプリインストールモデルが101万2000円からとなっている。

 CPUにインテルXeon D-1713NTを採用し、4つの10GbEポートと16GBメモリーを標準搭載することで高速化を追求したハイパフォーマンスモデル。耐振動性に優れ長寿命な「ニアラインHDD」を採用し、SSD上にファームウェアを二重化して保持する「システムファームウェア二重化構造」により、安定した長期稼働を実現する。

 iSCSIパフォーマンスは、従来品のTS51220RHシリーズに比べシーケンシャルリードがおよそ5.16倍、シーケンシャルライトはおよそ3.24倍の高速化を実現し、サーバー機のバックアップにかかる時間の短縮する。SMBパフォーマンスも従来品に比べシーケンシャルリードがおよそ1.42倍、シーケンシャルライトはおよそ2.17倍高速化した。

 指定した時刻で定期的にファイル構成・復元ポイントを作成し、復元が可能になる「スナップショット機能」を搭載。ファイル誤削除や編集ミスなどからの復元を可能にするほか、近年被害が拡大しているランサムウェアに万が一感染しても復元ポイントからファイルを迅速に復元できる。

 本商品を増設・バックアップボリュームとして使用するとき、メインサーバーを経由せずにデータ転送できる「iSCSIボリュームバックアップ」機能を搭載。特別なネットワーク設定不要でHTTPS通信で遠隔から操作できるリモート管理サービス「キキNavi」にも対応している。

 また、TS71210RHシリーズ用オプションとして、キャッシュ用NVMe SSD「OP-NVSSDシリーズ」と増設用メモリ「OP-ECCMEMシリーズ」も発売する。

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