滅びに向かう世界で抗い続ける“少年”少女の物語
プレイを始めて最初に驚いたのが、主人公が「少年」であることだ。「BLUE REFLECTION」シリーズはいずれも少女たちがメインのお話が綴られてきた。時には「百合」っぽい表現もあり、岸田メル氏が描く可愛い美少女たちの絡みを見守るのが本シリーズの特徴の1つであったと筆者は思う。
しかし本作では主人公が少年であり、ストーリーの冒頭からベタとも言えるボーイミーツガールが描かれる。
そこへ主人公が導くことになる特殊部隊の少女たちがやって来る。司令から一方的に「これからはこの男がリーダーだ」と告げられた少女たちの反応はさまざま。
もちろん、全員が全員はじめから好意的に接してくるわけではない。ポッと出の男にリーダーの座を奪われ、憎々しげな眼を向けてくる子も。
そのほかにも、東欧系のハーフ・森崎 アレシア 優(もりさき あれしあ ゆう)や、男性に敵意を向ける安住奈々花(あずみななか)、不思議ちゃんの久野きらら(くのきらら)といった美少女が登場するのがわかっている。
主人公がまとめ、彼女たちが属する特殊部隊はのちに「SOLiD」と呼ばれることになるらしいが、いまはまだ“史上最弱の特殊部隊”。彼女たちを鍛え導き、世界の心臓“コズミックファング”を目指す物語が始まる。
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