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『ブルリフ/燦』は重厚なシナリオと美少女の人間模様が描かれる王道的RPGか【先行プレイレポ】

2023年02月21日 11時00分更新

はじめての「ブルリフ」としてもアリ寄りのアリ!

 シリアスで重い設定のなかで、明るく振る舞うような美少女たちの物語を見たい人には、迷わずオススメ。意外と王道的RPG的な物語が展開されているので、筆者もストーリーの行き着く先が気になって仕方ないと感じた。

 また、少女たちとの絆を深める「おでかけ」などのシステムもあるので、さながら恋愛ADVのような楽しみ方もできる。

春日詩帆とのおでかけ。プレゼントをいっぱいあげて仲良くなろう!

 クエストはバトルとストーリーが2軸で並んでおり、バトルをクリアすることでお話を読み進められる仕組みだ。

先にバトルをできるところまで終わらせておくことで、ストーリーを一気に見られるのはGOOD。バトルが挟まっていちいち止まるのは没入感が削がれるのでこの仕様はありがたい

 個人的には戦闘もオートでサクサク攻略できる難易度で好みだった。ただ属性は考える必要あるので、ガチャの引きは非常に重要だと感じる。

戦闘画面。「火/風/土/水」4つの属性に相性があり、それさえ気を付ければ戦闘はかなりサクサク進みそうだ

異なる属性のスキルを持つ「フラグカード」を装備すれば、弱点属性を補える仕組みも存在

 また、前回のCBTからの改善項目であるロード時間については、とくに気になる感じではなかった。ゲームをプレイしていて強制終了することもなく、安定して動いていたと思う。

最新ゲーミングスマホなら「最高」設定でも快適!

 では、実際にどのくらいのスペックで快適に動作するのかをチェックしてみよう。動作環境はiPhoneの場合iOS13以降、Androidの場合はAndroid OS 8.0以降、CPU Snapdragon 835以上、RAM 4GB以上となっている。

動作環境はApp Storeの場合は、ゲームページの説明部分にある「さらに見る」を開くと確認でき、Google Playの場合は「このゲームについて」を開くと、上記のように別画面がポップアップして確認できる

 iOS13となると対応機種では2019年に発売されたiPhone 11が最も古い。また、Androidだと2018年発売のハイエンド機種なら対応してそうだ。つまりは、ここ5年以内の機種が対象となる。そこで、今回は去年発売されたASUSの最新ゲーミングスマホ「ROG Phone 6」と、同シリーズの初代「ROG Phone」でアスキーの独自調査でフレームレートの計測を行った。

ROG Phone 6にて計測

主なスペック
機種名 ROG Phone 6 ROG Phone
ディスプレー 6.78型AMOLED
(2448×1080ドット、165Hz)
6型AMOLED
(2160×1080ドット、90Hz)
CPU Qualcomm「Snapdragon 8+ Gen1」(3.2GHz、オクタコア) Qualcomm「Snapdragon 845カスタムバージョン」(2.96GHz、クアッドコア)
グラフィックス Adreno 740 Adreno 530
RAM 16GB LPDDR5 8GB
ROM 512GB(UFS 3.1) 512GB(UFS 2.1)
通信機能 5G LTE、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2 4G LTE、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.0
検証時OSバージョン Android 12 Android 9

 ROG Phoneシリーズには、CPUをオーバークロックするXモードが搭載されているが、今回はあえて機能を使わずに、通常の性能でゲームのフレームレートが計測できる 「GameBench」にて、画質設定「最高」でフレームレートを計測した。

GameBenchにてフレームレートを計測

ROG Phone 6の結果

ROG Phoneの結果

 最新のROG Phone 6では平均30fps、FPS安定性100%で動作した。一方で、動作環境ギリギリに近いROG Phoneでは、平均FPSが16fps、FPS安定性95%で動作。どちらの端末もリフレッシュレートは60fps以上出力できるディスプレーを搭載しているため、本作は30fpsが頭打ちで動作するようだ。

 そのうえ、ROG Phone 6はXモードを使わずともGPU使用量が0%、どうやらCPU性能のみで余裕があり、30fpsを常にキープして快適にゲームがプレイできるようだ。ROG PhoneはGPU使用量こそ80%と負荷が高いようだが、FPS安定性は割と高いので、ある程度性能が低い端末の場合はゲーム側で15fpsに制限し、動作の安定性を図るのではないかと思われる。

 しかしながら、ROG Phoneでは時々画面がカク付く場面があったので、動作環境ギリギリのスマホで遊ぶ場合は、画質設定を「最高」より下げるなどした方が良いだろう。

 本作は美少女同士の絡みを見たいであろう過去作ファンにとっては、「男性主人公」という点が気になるかもしれない。CBTアンケートのなかにも「女性主人公」を望む声があったが、どうなるかは不明だ。

 逆に、もし過去作に対して「百合はちょっと…」と手が出せなかった層にとっては渡りに船。こう言っては身もふたもないが、「男主人公で美少女とイチャラブしたいんだい!」というゲーマー諸兄は多いのではないだろうか。

 ぜひ本作を「BLUE REFLECTION」の入口として遊んだうえで、その重厚な物語とつながる過去作の『幻に舞う少女の剣』や『帝』を遊んでみたり、DMM TVなどで配信中の『澪』を見たりしてはいかがだろうか。

・DMM TV「BLUE REFLECTION RAY/澪」ページはこちら

 iOS/Android/PC(DMM GAME PLAYER版)向け“灰の滅び”に抗うヒロイックRPG『BLUE REFLECTION SUN/燦(サン)』は2023年2月21日リリース予定。好評予約受付中だ。

・App Store
https://apps.apple.com/jp/app/id1542310698

・Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.dmm.games.bluereflectionsun

・公式サイト
https://bluereflection-sun.com/

■製品情報

タイトル:BLUE REFLECTION SUN/燦
ティザーサイト:https://bluereflection-sun.com
ジャンル:ヒロイックRPG
配信時期:2023年2月21日リリース予定
プラットフォーム:App Store/Google Play/PC(DMM GAME PLAYER版)
価格:基本プレイ無料(アイテム課金あり)
権利表記:©2021 EXNOA LLC / コーエーテクモゲームス All rights reserved.

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