サムスン電子はインテル第13世代Coreプロセッサーを搭載したノートPC3モデル4機種を2月1日(現地時間)、サンフランシスコで開催した新製品発表会「Galaxy Unpacked」で公開した。
ゲームもできるハイエンド
Galaxy Book3 Ultra
インテル第13世代Core i7/i9(45W)を搭載し、グラフィックにはNVIDIA RTX4070/4050を採用するハイパフォーマンスモデル。ディスプレーは16型のダイナミックAMOLED 3K、16:10のアスペクト比で従来比11%表示領域を拡大させた。リフレッシュレートは120Hz、VESA Clear Motion ratio 5000の認定を受けている。本体厚さは16.5mmで重量は1.79kg。
ディスプレーが回転する
Galaxy Book3 Pro 360
ディスプレーが360度回転する2 in 1コンバーチブルフォームファクターで、インテル第13世代Core i5/i7(28W)を搭載。ディスプレー性能はGalaxy Book3 Ultraと同等で、タッチパネルかつスタイラス(S Pen)入力にも対応する。Wi-Fiモデルに加え5Gモデルも提供。本体厚さは12.8mm、重量はWi-Fiモデルが1.66kg、5Gモデルが1.71kg。
薄型軽量だけど画面は大きい
Galaxy Book3 Pro
14型と16型の2モデルが提供されるGalaxy Book3 Proはインテル第13世代Core i5/i7(28W)を搭載するクラッシックなクラムシェルスタイル。軽量・薄型に仕上げモビリティーを高めている。14型モデルは厚さ11.3mm、重量1.17kg。16型モデルは厚さ12.5mm、重量1.56kg。
スマホとPCをシームレスに
Galaxy S23シリーズとの連携も強化!
Galaxy Book3シリーズはスマートフォンとの連携も大きく強化された。Galaxy Book3と接続したGalaxy S23シリーズをGaalxy Book3のキーボードやタッチパッドから操作可能で、文字や写真のコピー、ドラッグ&ドロップ操作をシームレスにできる。また、Galaxy S23シリーズをワンタッチでホットスポットにしてネット接続できるインスタントホットスポット機能も搭載した。
Galaxy Book3とスマートフォン間でのアプリの連携もシームレスになり、ウェブサイトをブラウジング中に同じページを自動同期できる。移動中にスマートフォンで航空券を検索、カフェに着いたらGalaxy Book3を開いて同じページから購入操作をする、といった操作が可能になる。写真編集ではAdobe Lightroomの連携も強化され、Galaxy S23シリーズで撮影したRAWファイルをGalaxy Book3シリーズで開き、スタジオレベルの編集を継続できる。
そのほか、セカンドスクリーンとしてGalaxy Tabシリーズをワイヤレスで手軽に接続したり、サムスンパスによりパスワードが必要なサービスへのシングルサインインやGalaxyスマートフォンを使ったQRコードサインインも提供。ウェブ会議機能も向上し、カメラは自動フレーミングモードを搭載、ノイズキャンセリングマイクでクリアな音声を伝えることができる。
Galaxy S23シリーズ同様にエコを意識した設計になっており、製品には廃棄された魚網のリサイクル素材などを採用。またパッケージは70%以上が再生紙で、プラスチック製の密封シールも廃止している。
なお、日本での発売は未定となっている。
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