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アドビ、1月31日に「Adobe CS6」ログインサポート終了へ

2023年01月24日 09時00分更新

 アドビを代表する「Illustrator」や「Photoshop」といったアプリの一部が、2023年1月31日にログインサポートを終了するため、2月1日以降ログインをした状態で利用ができなくなる。

 対象となるのは以下の2サービスに属するアプリで、いずれも10年以上前にリリースされたものだ。

  • Creative Suite 6(CS6)
  • Creative Cloud サブスクリプションソフトウェアの初期バージョン

 これらのアプリのログインサポート終了は当初2022年10月1日に予定されていたが、スケジュールを再検討するため延期となっていた。

 今回の措置に伴い、CS6のユーザーはCreative Cloudなどへの移行、Creative Cloudのユーザーは最新バージョンのアプリへのアップデートがそれぞれ必要となる。

 例外としてシリアル番号ライセンスを使っている場合は、2月1日以降も古いアプリを継続利用できる。

 ただし、ライセンス認証が必要な作業(再インストールなど)はできなくなるため、早めに最新環境への移行を検討した方が良いだろう。

 また、IllustratorやPhotoshopといったアプリは、ポスターやノベルティグッズなどのデザインにも利用されることが多いが、2月1日以降は印刷やグッズ製作などを手がける事業者側もCS6などの古い仕様の入稿データに対応できなくなる可能性がある。

 現在これらのアプリを使っているユーザーで、作成したデータをアナログ媒体に使う予定のある方は注意して欲しい。

 Adobe CS6と初代のCreative Cloudは、共に2012年5月のリリース。その後、同社はフラグシップ製品群をCreative Cloudに一本化したため、買い切り型のCSシリーズは「6」が最後の製品となっていた。

 
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