G-Master Velox Intel Editionをレビュー
超人気の13400F&RTX 3060搭載ゲーミングPCは電力を盛っても低発熱で性能アップ!
軽量~重量級までのゲームで性能をチェック
もう少し実際のゲームに近いベンチマークも試してみた。
まずは「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」の公式ベンチマークから。このゲームは息の長いタイトルで、今でも大人気のMMORPGだ。解像度を落とせば、CPU内蔵GPUでも遊べるものの、フルHD以上の高画質で快適にプレイするためには、やはりビデオカードが必要となる。
ベンチマークの設定は、フルHDでは軽量すぎるので、解像度はWQHDと4K、画質設定は「最高品質」にした。なお、APIはDirectX 11となる。
14672スコアーで評価は「とても快適」と、文句なしに遊べるだけの実力が確認できた。それならば4Kではどうか。
スコアーは7125で評価は「やや快適」に落ちたが、それでもまだ遊べるレベルだ。多数の敵味方が入り混じったシーンでは厳しい局面もありそうだが、ゲームが破綻するほど描画が遅れる心配はないだろう。とはいえ、ストレスなく遊びたければ、素直にWQHDかフルHDに解像度を落とすほうが無難だろう。
続いては、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」の公式ベンチマークソフト。APIはDirectX 11だが、動作はかなり重ためだ。フルHDでも画質設定で「高品質」を選ぶと、「重量級」といって差し支えないほど。このテストで高評価が得られるのであれば、多くのゲームが快適に遊べる目安となる。
なお、こちらは重量級ということもあり、画質は「高品質」を選んだものの、解像度はフルHDで試している。
結果は9437スコアーで評価は「とても快適」ということで、まず困ることなく快適に遊べるはずだ。重量級のゲームがフルHD・高画質で快適に動くなら、ゲーミングPCとして満足いく性能と言えるだろう。
最後はFPSタイトル「Rainbow Six Siege」。FPSは反応速度が勝敗に直結するため、動作の軽いゲームが多いがこちらもかなり軽量だ。ゲーム内にベンチマーク機能があり、フレームレートは最高・平均・最低の3つを取得できる。
解像度はフルHDとWQHDの2種類、画質設定は総合品質で「最高」を選んでいる。APIはVulkanを使用した。
フルHD時の最低フレームレートは308fps、平均も372fpsとかなり優秀な結果。では、WQHDではどうなるのか? 競技性の高いタイトルとは言えど、没入感を高めて遊べるに越したことはない。
WQHDになると平均277fps、最低234fpsにまで落ちるものの、それでも全然快適に遊べるレベルだ。高画質設定でも、240Hzの高リフレッシュレートなゲーミングディスプレーのポテンシャルを活かせるだろう。
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